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2009-01-30

アルザスの守護聖女のモン・サント・オディール修道院

Strasbourg112 アルザスワイン街道の標識。
Strasbourg113オベルネ(Obernai)の翌朝は、オベルネ出身の守護聖女オディールの修道院がある標高764mの山、モン・サント・オディール(Le Mont Sainte-Odile)に向かいます。
Strasbourg117上の方は雪が積もっていました。
Strasbourg150すれ違う車や追随車がなかったので不安でしたが、到着したら大きな駐車場もあって、思ったより観光客が多いので安心しました。
Strasbourg119ベネディクト派のモン・サント・オディール修道院
Strasbourg121右側に小道があります。
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Strasbourg120浮世離れした美しい景色。
Strasbourg130テラスから今歩いてきた小道を振り返ると、
Strasbourg123聖オディールの像がアルザスを見下ろしています。
Strasbourg131晴れた日は、ライン川、ドイツの黒い森まで見渡すことができるそうです。
Strasbourg124不思議な気分になる幻想的な景色。
Strasbourg140礼拝堂。
Strasbourg127聖オディールの礼拝堂(La chapelle de Sainte Odile)。巡礼者すべての目的地です。8世紀の石棺のなかに、聖オディールの聖遺物が収容されています。
Strasbourg128美しいモザイク。
Strasbourg134隣の天使たちの礼拝堂(La chapelle des Anges)のモザイク。かつてはこの礼拝堂は、結婚を望む若い女性たちの巡礼地でもあったそうです。
Strasbourg135
Strasbourg145守護聖女オディール伝説のタピストリー
Strasbourg1437世紀の半ばアルザス大公に女の子が産まれましたが、生まれた時から盲目だったため、大公は家系の恥辱と考え、すぐに召使いにこの子供を殺すよう命令しました。
Strasbourg144召使いは不憫に思い、こっそりジュラ地方の修道院に預けて、女の子は修道女として生きて行くことになりました。この修道院で女の子は成長し、やがて十二歳で洗礼を受けたとき、オディールの身に奇跡が起き、突然目が見えるようになります。
Strasbourg156オディールの兄は妹を気の毒に思い、父に内緒で妹をアルザスに連れ戻します。
Strasbourg154やがて妹を連れ帰ったことが、大公の耳に入り、怒った大公は息子を殺してしまいます。しかしすぐに後悔の念にとらわれ、オディールが戻ることを許します。
Strasbourg146大公は、改心し、娘のためにこの場所にあった城を与え、修道院に改修させました。オディールは初代の僧院長となり、生涯貧しい人や恵まれない人々のために身を捧げ、この地で生を終えました。以来ここは、とくに病者の巡礼の地として信仰を集め、後にオディールは聖者に列せられ、アルザス全体の守護聖女となったそうです。
Strasbourg151帰りはだいぶ雪が溶けていました。ブリュッセルに戻ります。

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