モロッコ

2008-03-30

モロッコ旅行⑪マラケシュでお買い物・伝統工芸館

Maroc309 スークでのショッピングはお店や商品がたくさんあり、活気もあって楽しいのですが、途切れない客引きや、相場がわからない中での長時間の値段交渉にはさすがに少し疲労を覚えます。

クトゥビアから歩いて数分のところにある伝統工芸館は、商品に値札がついており値段交渉の手間が省けるし、伝統工芸の実演風景が見られるということもあって、行ってみました。
Maroc310ブーゲンビリアが綺麗です。
Maroc311伝統工芸館の入口。
Maroc312かご屋さん。スークの方が種類も豊富ですが、ここは店員さんの売り込みがなく商品を落ち着いて見られるし、お値段もリーズナブルな印象でした。

スークでは交渉次第ではもっと安く買うこともできるのでしょうが、ここでは「何か欲しいものがないかじっくりと商品を見る」という買い方ができるのが嬉しいです。客引きの押しが強いスークでは、欲しい商品をしっかりとイメージしてから買い物に行かないと、本当に欲しいものを買うのはちょっと難しい気がしました。
Maroc313日本のガイドブックでは扱いが小さいので、日本人は見かけませんでしたが、西欧人は多かったです。思っていたよりおしゃれな空間でした。
Maroc315ちょっとしたカフェもあります。
Maroc319欧米人の人たちも明らかにリラックスした表情で買い物をしています。
Maroc314絨毯の実演。お店の前では職人さんが黙々と作業してて、信頼感が持てました。ただ絨毯に関しては、あまり欲しいと思える魅力的な商品はありませんでした。
Maroc318タジンなどのモロッコの食器のお店はなかなか良かったです。
Maroc350
Maroc349
Maroc346町中ではみかけない、センスのあるものが多くて、目移りしました。お値段も良心的だったおもいます。
Maroc347 Maroc348
Maroc351バブーシュ(モロッコサンダル)も安いです。これをスークで買おうと思ったら、この金額にするのに1時間はかかるそうですよ。
Maroc317ここにもねこが。仲良く寝ています。
Maroc323食事はバイア宮殿近くの広場で。
Maroc322七輪でタジンを作っているプレゼンテーションに惹かれました。
Maroc324いつものアラビアパン。
Maroc325タジン。
Maroc326肉団子のタジン。
Maroc327お茶。このお店は地元の人が多くて、サービスも料金も良心的でした。
サービスどころか、お釣りをくれないレストラン・お店が多い中で、お茶をサービスしてくれたのには感激しました。
この広場は欧米人御用達のちょっとおしゃれなレストランKosybarがある広場で、ランプの職人さんが黙々とランプを作り販売もしている場所です。
Maroc328Kosybar
Maroc330モロッコのランプ屋は伝統工芸館にもあったのですが、気に入るものがなく、ここで購入しました。
Maroc331もちろん客引きも日本語で話しかけられることもありません。伝統工芸館に行っていたお陰でお値段の相場をイメージできていたので、提示してくれたお値段が良心的だとわかり、すぐに購入を決定しました。
Marco428伝統工芸館で買ったタジン鍋の形のかご。パンなどの入れ物などにいいです。

ちょっとほつれがあったので、お店の人に他のものはありませんか?と聞いたら、鍋敷き(かごの下にあるものです)をサービスしてくれました。50DH(約5ユーロ)。
Marco429タジン鍋。これも伝統工芸館で。これは2人用のものです。
本当は4人用のものが欲しかったのですが、ちょっと汚れがあったので断念。お店の人に在庫を聞いたら、それは汚れではなく、職人芸と言われたのですが、やめました。

バブーシュのお店でも汚れを職人芸だと言っていましたが、ただの汚れだと思います。180DH(約18ユーロ)。
Marco430タジン鍋は料理用と飾り用があります。

これは料理用。飾り用は底の面積がこれよりずっと狭いものです。
Marco435伝統工芸館で。砂漠ツアーを思い出せるような、スパイス入れ。

スークではこの柄のものは見かけませんでした。50DH(約5ユーロ)。
Marco434伝統工芸館で。全部で150DH(約15ユーロ)。
Marco441ランプ職人さんの多い広場のお店で。
大きいほうが80DH(約8ユーロ), 小さいほうが30DH(約3ユーロ)。
Marco442伝統工芸館で。
外履き用(左・80DH)と室内用(右・60DH)のバブーシュ。

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2008-03-20

モロッコ旅行⑩砂漠ツアー3日目~サハラ砂漠の日の出

Maroc285 翌朝は6時半に出発です。
Maroc287月と砂漠。

再びらくだに乗って別の道でメルズーカに戻ります。
Maroc289途中朝日が昇ります。強烈なオレンジ色の太陽が輝き、いっせいに歓声が上がります。まるで夕焼けの空のようでした。
Maroc288_2
Maroc290これから一路マラケシュに戻ります。車窓から。
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Maroc291_2
Maroc297Maroc296いたるところでみかけましたが、夕方寒いときでも道路に向かって座っているおじさん達が多いんです。なんででしょうね。
Maroc293_2
Maroc302ランチ休憩。
Maroc299アラビアパンとオリーブ。
Maroc300ハッシュドビーフのタジン。
Maroc301これは普通のタジン。

ここのお店はとても感じが良かったので、チップを渡そうと思いましたが、お釣りをくれようとしなかったので、チップは渡しませんでした。

渡そうと思っていたチップの額の方が多かったのですけどね。モロッコでは今回に限らずこういうことが非常に多かったので、なるべく小銭を用意しておく方がいいと思います。
Maroc303あとはひたすらマラケシュまで帰るのみ。アーモンドの木。
Maroc304
Maroc300_2アトラス山脈。
Maroc301_28時30分過ぎに、マラケシュに無事到着。夕食をとりに再びフナ広場に。
Maroc303_2お魚の種類が多かった屋台に入ってみました。

美味しかったのですが、揚げたてではなかったので、冷めていて残念。地元価格で良かったのですが。
Maroc304_2隣には前回行ったNO.14が大盛況。
Maroc305地元の人しかいないハリラの屋台で。1杯3DH。
Maroc306お菓子も売っていました。
Maroc308明日は夕食付きのショーを見に行くので、フナ広場での食事は今日で最後。名残惜しかったです。

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2008-03-19

モロッコ旅行⑨砂漠ツアー2日目~サハラ砂漠へ

Maroc259砂漠を目指して何も無い岩漠をひたすら走ります。一応目印になるものが道にありました。
Maroc260道なき道を走ること約1時間。サハラ砂漠への入口、メルズーガに到着です。
Maroc261らくだ達が私達を待っていました。
Maroc263大人しくて賢そうです。
Maroc264


Maroc262右上には、次のツアーの人待ちか、ガイドさんがリラックスしている姿が写っています。微笑ましいです。
Maroc267ベルベル人のガイドさんに先導されて、らくだで宿泊地に向かいます。らくだの上から見たこの景色、この感動を、言葉で伝えるのは難しいです。
Maroc268このあたりの砂は、ローズサンドといわれ、赤くて細かい砂です。
Maroc265砂漠にうつった私達の影。
Maroc266らくだの足あと。
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Maroc269下り坂のときは少し怖かったですが、思ったより快適でした。
Maroc270らくだの足音しか聞こえない殆ど無音の世界、青い空、赤色の砂漠。誰もしゃべらず、この静かな砂漠の感動を味わっていました。
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Maroc273サハラに沈んでいく夕日は、力強く、明るく、素朴でした。
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Marco400トイレ。他の砂漠ツアーの方向けのものでしょうか。

ラクダに乗ること1時間強。今日宿泊するテントに到着です。
Maroc277泊まったテントです。各テント4名ずつでした。
Maroc278まっさらな砂に足跡をつけたり、赤茶色の砂を手にとりさらさらと落としてみたり、砂漠の山に駆け上って足が取られて転びそうになったりと、ついはしゃいでしまいます。
Maroc284 夜はベルベル人のガイドさんの作ってくれたタジンを頂いたあとで、ガイドさんが演奏してくれるベルベル音楽と歌をテントのなかで聴きます。
Maroc283ベルベル人のガイドさんは、貴重なお話をたくさん聞かせてくれました。
モロッコ人はタジンは昼食、クスクスは夕食として食べるといった話にはじまり、ベルベル人の結婚の形や、マラケシュ等大都市との道が開通したのはほんの10年程前で、遊牧民だった我々ベルベル人の生活は観光客が訪れるようになりここ数年でがらっと変わってしまったこと。自分の民族に誇りを持っており、この地を離れるつもりはないこと。彼らの生活とは切り離せないオアシスが、昔は5つあったのに今は1つしかなくなってしまった(地球温暖化の影響でしょうね)こと…。
Maroc281砂漠にもねこがいました。

日が暮れてからは満天の星空に感動。自然のプラネタリウム、星がきらきら輝いているのもわかるし、はっきり濃く見える天の川の美しさもびっくりでした(ベルベル人のガイドさん曰く、昨日風が強かったので、特にその日は星が美しいとのことでした)。

またずっと見ていると5分に1回くらい流れ星が見られました(すごく早いので、なかなか願い事も出来ないのですが)。

空にダイヤモンドを散りばめたよう、という表現が決して大げさではないと思えるような星空でした。無音の空間でただ空を見上げているだけで、癒されました。

サハラ砂漠にも感動しましたが、星空は更に感動的でした。

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2008-03-18

モロッコ旅行⑧砂漠ツアー2日目~ダデス峡谷・ティネリール・トドラ峡谷

Maroc202 ダデス川。乗馬が絵になります。
Maroc205_2フォトストップ。どこで見ているのか、観光客の車がとまると地元の子供がお菓子やボールペンをもらうために走ってきます。山奥に入るほど子供たちは擦れていないようで、ニコニコしていたりして、可愛いです。
Maroc207_2ツアーの初日は、ホテルに宿泊です。ホテルの夕食。お昼にも頂いたハリラ、こちらの方が美味しかったです。
Maroc208_2チキンのクスクスは何人かでシェアです。クスクスは北アフリカを代表する料理で、スムールという粗粒状のデュラム小麦を蒸したものに、野菜、羊肉、鶏肉、魚を煮たスープをかけて食べる料理です。

大根みたいな蕪(?)が和食の大根の煮込みを思い出させて懐かしく頂きました。
Maroc209_2デザート。
Maroc210_2ホテルの朝食。
Maroc214_2 モロッコの朝食の定番メルウィに、
Maroc211_2バターやジャムをつけていただきます。

Maroc212_2峡谷がすぐ目の前に見えるホテルのテラス。

峡谷はスケールが大きすぎて、このテラスからでは写真に納まりきりませんでした。
Maroc213_2この写真で峡谷の迫力を感じていただけると思います。

ホテルの前に止まっている車は今回のツアーの車です。
Maroc217_2ホテルの周りの景色。
Maroc215_3ミニカスバが作られていました。
Maroc216_2モロッコの犬も可愛いです。意外といっては失礼ですが、モロッコではねこも犬もとてもこぎれいで清潔な感じです。
Maroc218_2ツアー2日目はホテルを8時に出発。

ダデス峡谷。日本ではまだあまり知られていませんが、ダデス峡谷の60キロのドライブコースはヨーロッパ人に人気のあるコースだそうです。道路から見る景観も素晴らしいですが、トレッキングも人気らしいです。

峡谷の中の岩穴にはノマド(季節によって砂漠と山を往復する遊牧民)達が住んでいて、彼らの生活を垣間見ることが出来るそうです。

Maroc219_2同じツアー客の西欧人たちの高揚感は凄かったです。
素晴らしい景色です。
Maroc221_2幾つものカスバが並ぶカスバ街道を通って、ベルベル人の住む静かな町、ティネリールへ向かいます。
Maroc222_2ティネリールのオアシス(耕作地)です。カスバ街道きっての美しいオアシスとして知られています。ロバが可愛い。

オリーブの木、ナツメヤシ、ざくろの木などさまざまな種類の植物が植えられています。

Maroc223_2これはいちじくの木だそうです。
Maroc225_2 ちょっと離れた場所に車を止め、ティネリールの町には徒歩で向かいます。

農作業をする人々の姿がありました。
Maroc226_2ティネリールの町は、細い路地を中心に構成されていました。ティネリールのガイドさん曰く、奥の塔は、ティネリールのエッフェル塔(!)だそうです。
Maroc227_2ベルベル人の家に行き、お茶と絨毯の説明(売り込み)を受けました。
Maroc228_2モロッコのお茶は、ポットからグラスに注ぐときはなるべく泡を立てたほうがおいしいとされ、高いところから音を立てて注ぐ独特のスタイルです。

モロッコと言えばミントティが有名ですが、モロッコの人は身体を冷やすためにミントティを飲むので、夏しか飲まないそうです。夏以外はミントの入っていないお茶です。
Maroc229_2綺麗な絨毯の数々。
Maroc230_2もともと買う予定がなく、また価格の相場が全くわからなかったので購入はしませんでしたが、ここの絨毯は手触りやデザインが良く、非常に魅力的なものでした(マラケシュのスークなどでも絨毯を見ましたが、ここのものより気に入ったものは見つけられませんでした)。

今回のツアーでは誰も買わなかったので、ちょっとだけ気まずい雰囲気が流れましたが、当たり前ですが最後は私達を感じ良く送り出してくれました。
Maroc231_2町の壁画。
Maroc232_2駐車場の管理を、直接壁に書き込んで行っているようです。大胆ですね。
Maroc236_2ティネリールの町を上から眺めます。
Maroc233_2トドラ峡谷に向かって、またひたすらカスバ街道を走ります。
Maroc234_3スケールの大きな景色にツアー参加者は感動して歓声をあげますが、運転手さんは乾いた大地を相変わらず爆走し続けます。
Maroc238_2切り立った岸壁が立ちはだかる、モロッコのグランドキャニオンと呼ばれるトドラ峡谷に到着。
Maroc239_2峡谷沿いを30分程散策。お天気に恵まれ、気持ちが良かったです。

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Maroc240ロッククライミングの練習にヨーロッパから訪れる人が多いそうです。
Maroc243峡谷の一番狭いところは左右の岸壁の幅が20~30メートルほどしかないそう。
Maroc252お昼はトドラ峡谷の入口付近にあるお店で。
Maroc244ここにも可愛いねこがいました。
Maroc248いつものアラビアパンと、
Maroc249砂漠地方の名物料理カリヤ(KALIA)は、肉と玉ねぎなどの野菜をトマトで煮込み、最後に卵でとじたもの。半熟卵の甘みと、香辛料のスパイシーさがほどよく合います。美味しかったです。
Maroc250ベジタリアン・タジン。
Maroc251_2お茶。
Maroc246レストランからのトドラ渓谷。2組ロッククライミングをしています。
Maroc245見えますか?
Maroc247ちょっとぼけていますが、一組頂上につきました。
Maroc253昼食を終えると移動を再開。だんだんと砂漠の雰囲気になってきました。
Maroc256乗り物に乗っている人たちは手を振ってくれる人が多かったです。
Maroc255
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Maroc254川で洗濯をしています。
Maroc258 サハラ砂漠の入口メルズーカを目指し、岩漠をひたすら走ります。







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2008-03-17

モロッコ旅行⑦砂漠ツアー1日目~ワルザザード、タウリルトのカスバ

Maroc145ワルザザードは1920年代にサハラ砂漠の最前線基地として建設されたそうです。今ではサハラ砂漠の旅に出る人たちの中継地点として、また映画の撮影場所として有名な場所です。写真は、ワルザザードのタウリルトのカスバに近いレストランの入口。
Maroc130日本語メニューもあります。コースで98DH(9.8ユーロ)と、観光客価格です。現地価格に慣れてきた今では、とても高く感じられます。

辺りには他にレストランが見当たらなかったのでこのレストランにしましたが、後で同じツアーに参加していたオーストラリア人に聞いたところ、ちょっと離れたところにもっと安いレストランがあったとのこと。
Maroc131お店の内装はこんな感じです。
Maroc133モロッコのねこ。
Maroc134羊肉や魚の出汁でひよこ豆、玉ねぎ、トマトなどを煮込んだスープ、ハリラ(Harira)。日本人にとってのお味噌汁のような日常的なスープだそうです。モロッコの人は、ラマダン(断食)の時には毎日飲むそうです。あっさり味の美味しいスープです。
Maroc135チキンのレモン煮込み。
Maroc136牛肉と野菜のタジン。
タジンは、モロッコ代表料理で、鶏肉、牛肉、羊肉にニンジン・ジャガイモなどの野菜を加え、サフラン、パプリカなどで味付けをして煮込んだものです。

モロッコの人は昼食として毎日食べているそう。タジン鍋でつくるものは全てタジンと呼ばれます。材料によって色々な種類のタジンがあるので、毎日食べても飽きることはないそうです。
Maroc137デザートのフルーツと、
Maroc138モロッコ菓子。真ん中のものはシュバキアと呼ばれる小麦粉の生地を油で揚げ、蜂蜜をたっぷりと絡ませたお菓子。かりんとうをもっと甘くしたようなものでした。何となく懐かしい味です。
Maroc144レストラン近くにある、映画博物館。
Maroc140タウリルトのカスバ

1990年製作の映画「シェルタリング・スカイの舞台でも有名です。残念ながら映画の撮影中で、内部は見学できませんでした。

ツアーの運転手さんによると、映画撮影などで1週間のうち1日くらいしか見学が出来ないそうです。

Maroc143時間が少し余ったので、近くのお土産屋さんをひやかしましたが、観光地なので、お値段はかなり高い設定でした。

Maroc201今日の宿泊地のダデス峡谷に向かいます。

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モロッコ旅行⑥砂漠ツアー1日目~世界遺産アイト・ベン・ハッドゥ

Maroc90_2現地の旅行会社Sahara Expedition が催行している2泊3日のサハラ砂漠ツアーに参加しました。

サハラ砂漠ツアーを取り扱っている旅行会社は幾つかありましたが、モロッコ在住の日本人の方が主催しているツアーや他の現地のツアーと比べて金額がリーズナブルだったこと、日本人からも西欧人の参加者からも評判がいいこと、また個人的に色々な国の人たちと一緒に旅行したかったことから、今回はこの旅行会社を利用しました。

参加費は一人950DH(95ユーロ)で、昼食、飲み物代を除く全てが含まれています(Eメールで事前に予約をし、旅行前日までに旅行会社に直接支払いに行きます)。旅行会社はフナ広場から近い場所にあります。

朝7時に旅行会社前に集合し、出発。
Maroc91_2しばらくはのどかな風景が広がっています。
Maroc92昔ピラミッドを作るのに使われたとも言われる、アトラス杉。
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Maroc94 写真撮影のため頻繁に車を止めてくれます。車を止めたところにはほとんど物売りの人たちがお土産物を持って待ち構えていました。写真は現地の綺麗な石。これもお土産用の販売品です。
Maroc97オート・アトラス(アトラス山脈)のダイナミックな景色が続きます。
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Maroc98見ていて飽きない眺めがつづきます。

オート・アトラスは、一番高い山で4,167メートルもあるそうです。高く険しい山が続きます。
Maroc99写真撮影の停車に加えて、トイレ休憩も適度に入れてくれるので、そんなに疲れません。

Maroc100カフェで飲んだミルク入りコーヒー。
Maroc103絶景です。この写真もフォトストップの際に撮影したもの。
Maroc101路上の何もないところにもお土産物屋さんが商品を広げています。
Maroc102 
Maroc105並べられたお土産物。背景の荒涼とした山脈が何だか非現実的な風景で、合成写真のような印象のショットになりました。
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Maroc107 ワルザザード近郊にあるアイト・ベン・ハッドゥに到着。
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Maroc109アイト・ベン・ハッドゥは、代表的な日干しのレンガ造りのクサルです。

クサルとはカスバ(要塞・砦・城郭)化した村のことです。
ここはアラビアのロレンス「ナイルの宝石「シェルタリング・スカイ「ハムナプトラ2」などいろいろな映画の撮影で使われている場所だそうです。

モロッコで一番美しいとされるこの村は1987年に世界遺産に登録されています。

現実離れした、迫力ある芸術的な空間ににしばし圧倒されました。
Maroc112現在もベルベル人の5、6家族が住んでいるそうです。
Maroc113川沿いの緑、赤い土のコントラストがとても素敵でした。

以前は自由に向こう岸に渡れる飛び石のようなものがあったらしいですが、現在は馬やロバで渡してもらわないと渡れません。

Maroc116 往復20DHと言われて、向こう岸に渡る際に払ったのですが、帰りは違う御者の人から(行きの際に乗った御者の人を探したのですが反対側の岸にいました)改めて20DH請求され、結局往復で40DH。

クサルの入口にはおばさんがいて、入場料10DHを請求されました。100DHを渡すと、「細かいお金がないので後でお釣りを渡す」とのこと。お釣りを渡さず懐に入れようとする雰囲気が明らかでしたので、お釣りがないなら入場しないと言うと、渋々家の奥からお釣りを持ってきました。

入口には子供達が待ち構えており、頼んでもいないのに、案内をし始めます。最後にガイド料として5DHくらい請求されるとガイドブック等で読んでいたので、その程度の金額ならと思って説明を聞いていました。
Maroc119村に乱立する塔(ティグレトムまたはアガディールと呼ばれる穀物倉で、見張り台の役目も果たしています)の壁面には、菱形模様がきれいに残っています。
Maroc118 カスバの壁に凝らされた素朴な装飾や岩砦の景観は、「古代キュビズムの傑作」とも言われているそう。
Maroc120前方のものは映画「グラディエーターのロケ地だそうです。

途中たどたどしい日本語を話すベルベル人がいて、「ムカシ、イバラキニ、スンデマシタ」から始まり、クサルの歴史について色々と説明してくれて、「ミルダケ」とベルベル人の家を見せてくれました。

案内されて次の部屋に入ってみると絨毯が展示されており、「ドレガスキ?ミルダケ」と訊かれ、その中では好きな絨毯を指したら、早速袋にいれて「500DH」(笑)。
「それほど気に入ってるわけでもないし、高いから買わない」と言ってもしつこく食い下がってきたので、逃げました。
Maroc123これは「アラビアのロレンス」で使われたもの。ガイドの子によると、撮影用に造られたもので、オリジナルではないそうです。

出口のところで案の定案内の子供がガイド料を請求してきましたが、その額が「100DH」(!)。「5DHが相場だと聞いている」と伝えてその額を渡すと、お金を受け取ったあと今度は「ボンボン(飴のこと)、ボールペン」と、お金以外のものを要求。ボールペンを1本あげると、去っていきました。

クサルの中での一連のやりとりにちょっと疲れを感じながら歩いていると、観光名所からちょっと外れたところに、賢そうな男の子がいて、おじいさんが仕事をしているのをじっと見ていました。

私がその子に「いくつなの?」と訊くと、「8歳」。「このおじいさん、何をしているの?」と訊くと、拙いフランス語で一生懸命説明してくれました。
「これで沢山勉強してね」とお礼にボールペンを渡したら、じ~っとそのボールペンを見ていて「メルシー」と言った後で、「クサルを案内するよ」と言ってくれました。

ちなみにモロッコでは子供たちが飴やボールペンを欲しがるとのことだったので、いくつか持参していったのですが、彼らも観光客から物をもらうことにすっかり慣れてしまっているようで、道端では頻繁・執拗に要求されるし、あげても「観光客は金持ちなのだから、何かくれるのが当たり前」と言った雰囲気で、お礼の言葉もありません。

握ったボールペンを嬉しそうに見ているその子の横顔が可愛かったです。
Maroc124アイト・ベン・ハッドゥが見渡せるところでフォトストップ。らくだがいました。
Maroc125恒例(?)のお土産物屋さんも。おじさんはへびを持っていて「首にかけようか~?」というポーズで近づいてきます。
Maroc126お土産とアイト・ベン・ハッドゥ。
Maroc128へびを持っているので、怖くて誰も近づきません。

Maroc129私達の車が出発したら、へびを袋にしまって次の車が来るまで休憩にいってしまいました。

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2008-03-16

モロッコ旅行⑤ジャマ・エル・フナ広場の屋台で夕食!

Maroc81夕刻のジャマ・エル・フナ広場は、昼間の雰囲気とは変わって、活気溢れる表情を見せはじめます。
Maroc82夕方から徐々に屋台が出始め、ヘビ使い、踊り子、大道芸人なども姿を現します。いつも0時過ぎまで大勢の人で賑わうそうです。期間限定ではなく、毎日行われているところが凄いですね。
屋台の客引きは盛んです(でもそんなにしつこくありません)。各屋台には番号がふられていて、「○○番に来てよ~」、「後で~」、「ミヤサコ~」などなど声をかけられます。
Maroc85客引きをしているところは美味しくないし、ボラれることも多いと聞いていたので、地元の人が座っているお魚の美味しそうな屋台に入ってみました。
Maroc84NO.14の屋台です。屋台はそれぞれに番号がついていて、地元の人はもちろん、旅行者の間でも「○番屋台が美味しい」「○番のオレンジジュースが美味しい」といった情報のやり取りが盛んに行わているので、数日マラケシュに滞在すればお気に入りの屋台が見つかると思います。

一応単品メニューがあるのですが、座るとメニューの中で飲み物とオリーブ以外ものはどんどんテーブルに置かれていきます。いらなければ断れますが、どれも美味しそうだったので出されたものは全部頂きました。
Maroc83白身魚は、上に乗っている唐辛子(かなり辛いです)と一緒に頂きます。地元の人(常連客?)はやはりリクエストの仕方が堂に入っていて、これはいらない、唐辛子もっとちょうだい、魚はこれじゃなくて違うのにして、とリクエストしていました。

ちなみにフォークが見当たらないですが、手で食べます。敬虔なイスラム教徒と思しき地元のお客さんは、右手のみ(イスラム教では左手は不浄の手なので食事では使いません)で上手に食べていました。

屋台には手を洗う場所があるので、安心して食べられます。手を洗うと、このお皿の下に敷いてある紙を手を拭くためにくれました。これで23DH(約2.3ユーロ)でした。

タジン、クスクス、ハリラといった定番モロッコ料理のほか、エスカルゴの塩茹で、羊肉の脳みそ、など興味深い屋台が沢山あります。

Maroc87 屋台の灯り、鮮やかな色の食材、立ち上る煙、客引き合戦の声、大道芸人が奏でる音楽、それを取り囲む見物人の輪など、広場は夜になってますます活気が出てきました。そのお祭りのような活気がジャマ・エル・フナ広場の世界無形遺産たる所以なのでしょうね。
Maroc307雨が降り始め、寒くなってきたのでジンジャー・ティの屋台へ。
Maroc88ジンジャーティーはびっくりするほどジンジャーが利いていて、(ティー自体もすごく甘いのですが)甘いお菓子と合います。夕方以降はまだ肌寒いこの季節、体が温まるジンジャー・ティは滞在中に何度も頂きました。1杯3DHでした。

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モロッコ旅行④マラケシュ観光~アグノウ門・サアード朝の墳墓群

Maroc68メディナの南側、王宮の近くにある、マラケシュで一番美しいというアグノウ門。スルタン(皇帝)が宮殿に行くために使われた門だそうです。
Maroc69衛兵の交替式だったのでしょうか?心なしかやる気の無さを感じてしまいましたが。
Maroc70サアード朝の墳墓群の入口にあるアル・マンスール・モスク(カスバ寺院)。

この美しいミナレット(塔)は13~14世紀の建築家たちの手本とされたそうです。
Maroc67見上げるとコウノトリとその巨大な巣がありました。
Maroc80入場料10DH(約1ユーロ)を支払い、この細い道を通り、サアード朝の墳墓群の敷地内へ入ります。
Maroc71 サアード朝(1549~1659年)の代々のスルタン(皇帝)が葬られている大墓廟群です。長い間壁で囲んでしまっていたので、1917年に空から発見されるまで、その存在は隠されていたというドラマチックなエピソードがあるそうです。

第1、第2、第3の部屋があり、それぞれ、コーランの一節や幾何学模様の美しい装飾が施されていて、外から中をのぞくことができるようになっています。日本人の観光客はあまりみかけませんでしたが、欧米人に人気のようで、第2の部屋の長蛇の列にはびっくりしました。
Maroc73部屋の外のお墓は、召使いなどの墓だそうです。
Maroc72死者は頭をメッカの方に向けて葬られているそうで、お墓もどちらが頭の 位置か分かるようになっているようです。カラフルなモザイクが綺麗です。
Maroc76第2の部屋「12円柱の間」は、3つの部屋の中で最も荘厳な雰囲気がありました。この部屋だけライティングされています。
Maroc75中央の墓はサアード朝の黄金期の王、アフメド・アル・マンスールの墓です。
Maroc74_2イタリア産の大理石でできた12本の柱が、装飾が施されたアーチを支えています。
Maroc78アラベスク模様(反復による一連の幾何学模様)が本当に美しいです。ちなみにアラベスク模様は、偶像崇拝を禁じたイスラム教義に基づき、徹底的に具象性が排除された結果、アラビア文字を図案化した模様として生まれ、発展したものです。
Maroc79第3の部屋「3つのミハラープの間」はアル・マンスール王の子供たち、母をはじめ、サアード朝の王族たちの墓が安置されています。

隣の第2の部屋とは繋がっており、第2の部屋だけライティングされているのが、おわかりになると思います。






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2008-03-15

モロッコ旅行③マラケシュ観光~バイア宮殿・クトゥビア

Maroc37_2ジャマ・エル・フナ広場(文化的空間カテゴリーで世界無形遺産)。真ん中に走っているのは、マラケシュ名物の馬車「クチ」。

日本のガイドブックには1時間90DHが目安と書いてあったのですが、15分160DHと言われたので、やめました。たいてい日本人は、面倒くさいのでOKしてしまうようで、彼らも金額を下げようとしません。

またその際に何分でいくらだったらいいの?と聞いてきてクチの運転手にひとりひとり聞いてくれようとする子供がいるのですが、最終的にその子にもお金を請求されるそうですので、気をつけましょう。(タクシーも同じパターンで近づいてきます)

馬車に限らず、全体的にマラケシュは観光客が多い、高くてもOKしてしまう日本人観光客が多い(欧米の観光客はシビアです)という理由からか、こちらがいいといったら、あっそう、とういう感じであっさり引き下がります。観光客向けの価格の中でも、更に高い日本人向け価格が存在するような印象でした。

Maroc41名物のオレンジジュースの屋台でオレンジジュースをいただいてから、史跡めぐりを始めます。
Maroc345オレンジジュースの屋台は一律3DHなのですが、悪徳なところは水で薄めたり、お砂糖を入れたりしているそうです。また最近始めたグレーププルーツジュース(ほとんど飲む人はいません)の値段(10DH)を目立つところに表示し、お客がオレンジジュースを買って10DHを間違って払っても、教えてくれずにそのまま10ユーロを受け取ってしまう場合が多いようです(良心的なお店は、グレープフルーツジュースの値段は控えめに書いています)。
Maroc38メディナの西にそびえたつムーア様式建築の傑作クトゥビア。高さ約77mのミナレット(塔)です。
Maroc302夜はライトアップされ、美しい壁面が暗闇の中にくっきりと浮かび上がります。このミナレットはセビリアのヒラルダの塔に次いで世界第2位の高さだそうです。
Maroc39今でも時々国王が宿泊するというバイア宮殿へ。
19世紀末に完成した、比較的新しい宮殿です。
Maroc40マラケシュのいたるところで見かけたオレンジの木。
バイア宮殿にもありました。ほとんどタダのオレンジだから、フナ広場のオレンジジュースはあの安さで提供できるのでしょうか。
Maroc44レースの様に繊細な装飾。
Maroc55
Maroc42
Maroc46
Maroc48モロッコ風のランプも綺麗。
Maroc51天井のモザイク。
Maroc52とても落ち着いた雰囲気の宮殿です。
Maroc54
Maroc56バイアとは、アラビア語で「光り輝く」という意味だそうです。
スペインのアルハンブラ宮殿を模して、フェズの職人約1,000人が7年の歳月をかけて完成させたそうです。
Maroc49 Maroc61

Maroc60
Maroc57
Maroc58大邸宅の周囲に広大な庭園をめぐらし、豪華な4人の后と24人の側女たちの部屋個室が並んでいます。

中庭には中央にモロッコタイルを貼り詰めた噴水があります。女の子達は何を見ているのでしょう。
Maroc59近寄ってみると、可愛いねこが気持ち良さそうにお昼寝していました。触っても全然起きません。モロッコのねこは可愛かったです。
Maroc63アトラス杉を使った天井装飾。
Maroc64オレンジを基調とした天井装飾はどこか東洋的な感じがしました。
Maroc65色鮮やかな、天井のアラベスク模様。
Maroc66庭園にはオレンジをはじめとし、バナナ、ハーブ、ブーゲンビリアが咲き誇ります。
Maroc320バイア宮殿から帰る途中にあった、メディナの市場よりずっとディープな地元の市場の入口。八百屋さんには見たことのない野菜が並び、奥には肉屋さん(鶏や鳩、兎などが柵の中で飼われていて、欲しい動物を多分その場で絞めて買うのだと思います)が軒を連ねていました。観光客は私だけ。もちろん日本語で客引きされることもなく、地元の人向けの市場をゆっくり見て回ることができました。
Maroc321お菓子屋さん。ティラミスのことでしょうか?

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2008-03-10

モロッコ旅行②モロッコの大型スーパーマルジャンヌ(Marjane)

Maroc34マラケシュの道路は、車、ロバ、馬、バイクが入り乱れて走っています。ただ全体的に車のスピードが遅いので(馬車も同じ道路を走っているので当たり前ですよね)、混沌としているのですが、それほど危なくは感じませんでした。
ところで、マラケシュでは価格が表示されているのはレストランと一部のお店に限られており、何かを購入するためには全て値段の交渉が必要です。

そのため、交渉するには現地価格を知ることが第一。というわけで、町の中心からタクシーで15分くらいのところにあるMaroc33 モロッコ人にも人気の大型スーパー、マルジャンヌ(Marjane)に行きました。
マラケシュでは、タクシーの値段ももちろん交渉です。乗車前に交渉して、合意に達してから乗ります。

行きは25DHでしたが、帰りは最初に聞いた運転手さんが私の言い値でいいよというので20DHといったら、「ありえない!最低40DH」と言われて、やめました。
次に来た運転手さんの提示価格は30DH。ちょっと高いとは思いましたが、時間がもったいないのでその値段で妥協しました。

このあたりはフランス人などの欧米人の別荘やおしゃれなカフェなどがある新しいエリアだそう。
Maroc35ベルギーで言うと、カルフールのような大型スーパーです。
店内に入ると、ここがモロッコだとは信じられない位豊富な品揃えでした。お客さんは欧米人とモロッコの一部の富裕層の方のみでした。
Maroc36近くには欧米ブランドのショッピングセンターがありました。
Marco431スーパーで買ったもの。
初日に食事をしたレストラン(Terasse des epices)で頂いた、蒸したズッキーニのスライスをスパイスの効いたソースであえていたものが美味しかったので、これで同じようなものが作れるかと思い購入しました。
Marco432クノールのハリラの素など。ハリラはモロッコ料理の定番ともいえるスープです。やはり人気なのか、最後の1つでした。帰りのカサブランカの空港でも見ましたが、このスーパーの値段の3倍くらいしたと思います。
Marco437ティーポット。

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