フランスのレストラン

2010-12-19

シャブリ村のビストロ・デ・グラン・クリュ(Le Bistrot des Grands Crus)

Chablis31シャブリ村の中心(Place Charles de Gaulle)。
Chablis21ジャン・マルク・ブロカールのブティック。
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Chablis34直球ネーミングのシャブリ・バー!入ってみたかったのですが、たまたま客層がちょっと...だったので、やめました。残念。
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ディナーは、オステルリー・デ・クロ(Hostellerie des Clos)の系列で、その近くにあるビストロ・デ・グラン・クリュ(Le Bistrot des Grands Crus)へ。
Chablis36このリエットが美味しくて、これとワインとパンだけでも満足なほど。
Chablis3820€のコースもあります。
Chablis39店内はシンプルです。
Chablis40いつも通りフランス人より早い時間に入ったので、まだお客さんは少なかったです。お店に入るときに「予約していますか?」と聞かれて少しあせったら、笑顔で「冗談ですよ。大丈夫ですよ。」と言われて、すっかりなごみました。サービスも終始つかず離れずで、感じの良いものでした。
Chablis37まずはグラスでプリミエ・クリュのシャブリ(5.3€)をいただきます。
Chablis41ブルゴーニュ料理の定番!ウッフ・アン・ムレット(Oeuf en Meurette au Pinot noir 、7.5€)。
ポーチドエッグ(大抵2つ入っています)にムレットソース(炒めたエシャロット、ニンニク、玉ネギなどを地元産赤ワインで煮込んで小麦粉少量でややとろみを付けたソース)をかけたもの。ワインにとても合います。
Chablis42ブルゴーニュの定番のエスカルゴ(Escargots de Bourgogne en caquelon,11.8€)。
Chablis43 シャブリの著名生産者のドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル
(Domaine William Fevre)シャブリ・グラン・クリュ・”レ・プルーズ ”(Les Preuses)
のハーフボトル(33€)を頂きました。

色は濃い目。香りを嗅ぐとバターのような豊かな芳香。でも飲むとキリッとした酸味が利いています。シャブリっぽいミネラル感はあまりせず、果実味とボリューム感があり「上品で濃厚なブルゴーニュ」といった印象です。

このビストロの近くにドメーヌ・ウィリアム・フェーヴルがあるのですが、冬休み中(毎年12月から3ケ月間)で残念ながら今回は試飲は出来ませんでした。
Chablis44シャブリのアンドゥイエットのブレゼ、シャブリソース(Andouillette de Chablis Braisee au Chablis、17.5€)。アンドゥイエットは、豚の腸に、内臓やその他の肉を細かく切って詰めた腸詰です。
ブルゴーニュと言えば、有名なシャロレ牛!シャロレ牛のエストラゴンのバター添え。(Faux filet de charolais au beurre d'estragon、17.5€)。シャロレ(Charolais)とはシャロル(Charolles)という村を中心にしたブルゴーニュ地方の名前です。
Chablis46本日のデザートは甘さが控えめで美味しい!

気軽な雰囲気の割に味は本格的に美味しいし、サービスも感じが良く、リーズナブルなので、是非また来たいです。


Chablis47翌朝、ホテルの周りを散策。ドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル
Chablis50日本語の本もあるんですね。
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Chablis53控えめな看板のドメーヌ。
Chablis55フランソワ・ラブノーさんのドメーヌです。

シャブリのトップ・ドメーヌのドメーヌ・フランソワ・ラヴノードメーヌ・ヴァンサン・ドーヴィサ(この両家は姻戚関係で、お互いに敬意を払いながら常にトップの座を争っています) はドメーヌの訪問は受け付けていません。またブルゴーニュのワインショップでさえも彼らのワインを見つけるのは困難です(日本のワインショップの方が手に入りやすいです)。

ヴァンサン・ドーヴィサのグラン・クリュ、プルミエ・クリュは長命で、良い年なら15年以上熟成すると言われています(ちなみに2008年のシャブリ地区のワインは2002年同様に高品質で長期熟成に耐えると言われています)。

Chablis56シャブリの村を去り、
Chablis65以前訪れたお気に入りのシトー会のポンティニー修道院へ。
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Chablis75ブリュッセルに戻ります。










シャブリのサイト(日本語)

ビストロ・デ・グラン・クリュ(Le Bistrot des Grands Crus)
8-10, rue Jules-Rathier
89800 CHABLIS

ドメーヌ・ウィリアム・フェーヴル(Domaine William Fevre)のサイト(日本語)

<関連記事>

ロマネスクとゴシックの混在、シトー会ポンティニー修道院

ブルゴーニュのシャブリ村に行きました

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2010-02-09

ブルゴーニュの週末②ボーヌのお気に入りのビストロ、ル・グルマンダン(Le Gourmandin)へ

Beaune68夕食は、お料理の美味しさはもちろん、品揃えが豊富で金額も良心的なワインリスト、しっかりしたサービスがお気に入りのビストロ、ル・グルマンダン(Le Gourmandin)へ。
Beaune70
Beaune72グラスワインも日替わりで興味深いです。

今日は、ドメーヌ・デ・ゼリティエ・デュ・コント・ラフォン(Domaine des Heritiers du Comte LAFON)マコン・シャルドネ・クロ・ド・ラ・クロシェット(MACON - CHARDONNAY Clos de la Crochette)を。ドメーヌ・デ・ゼリティエ・デュ・コント・ラフォン(コントラ・フォンの後継者という意味)は、コント・ラフォンがマコネ地区で1999年に創立したドメーヌです。本家のコント・ラフォンと同じくビオ・ディナミ&ノン・フィルトレ(無濾過)、そしてかなりの遅積みを実践しているそうです。
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Beaune71さすがコント・ラフォンのマコンというかんじで、コント・ラフォンのスタイルが垣間見えるエレガントさ、果実味と樽の風味が溶け合ってバランスの取れた味わい。ほのかに甘い、ムルソーのようなバターっぽさも楽しめます。ブルゴーニュのアミューズの定番、温かいチーズのシュー、グジェール(Gougere)と。
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Beaune78ワインはムルソー・ペリエールをオーダーしようとしましたが、ソムリエから「オーダーした食事にあわせるには、ペリエールではミネラルが強すぎるよ(Trop Minerale)」とのこと。彼の薦めてくれたムルソー・シャルム(2003年、175€)をお願いしました。
Beaune79ドメーヌ・デ・コント・ラフォン ムルソー・シャルム [2003]
ムルソーといえばペリエールシャルムと言われる、ムルソーでは双璧をなす素晴らしい畑です。葡萄が良く熟すので常に力強い味わいになりますが、コント・ラフォンシャルムは、重厚な力強さの中にふくよかさが加わります。
Beaune80ムルソーの特徴である芳醇でボリュームのある果実味はもちろん、磨き上げられたような滑らかな質感と、上品な酸に支えられて丸く均整の取れた味わい、静かに立ち上る密度の高い複雑な香りなど、多彩な要素がバランス良く調和した姿は、まさにムルソーの最高峰。
Beaune75ブルゴーニュ料理の定番、ウッフ・アン・ムレット(Oeuf en meurette)(9€)。
Beaune76こちらもブルゴーニュの定番のエスカルゴ(16€)。
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Beaune81ホタテ貝のリゾット、黒トリュフ添え(37€)。
Beaune82 舌平目のムニエル(39€)。
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Beaune84いつも通り大満足のディナーでした。

ル・グルマンダン(Le Gourmandin)
8, place Carnot
21200 BEAUNE
Tel:03 80 24 07 88

<関連記事>

世界最高の白ワインの産地、コート・ドゥ・ボーヌのムルソー村(Meursault)へ

ムルソー屈指の造り手、ドメーヌ・デ・コント・ラフォン(Domaine des Comtes Lafon)


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2009-10-09

フランシュ・コンテの週末⑤アルボアのレストラン、ル・カヴォー・ダルボア(Le Caveau d'Arbois)

Jura109夕食はフランシュ・コンテ地方の料理が頂けるレストラン、ル・カヴォー・ダルボア(Le Caveau d'Arbois)
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Jura99やはり最初はコンテチーズです。
Jura100ドリンクは、5つのジュラワインを味見できるセット(Palette de Degustation 5 verres: Macvin, Chardonnay, Poulsard, Trousseau et Vin Jaune 、14 €)をオーダーしました。

初めてジュラワインを飲む人は楽しいと思いますが、日中に著名ドメーヌのワインを頂いてしまっていたので、残念ながらそんなに感動は出来ませんでした。
Jura101このスープにもコンテチーズが、以下ずっとコンテチーズは登場しました。
Jura102鴨のフィレのカルパッチョ、バルサミコ、ヘーゼルナッツオイル和え (14€)。
Jura104ここにコンテチーズ
Jura103牛タンのスモークのサラダ。くるみ、コンテチーズがサラダに入っていて、ヴァン・ジョーヌのヴィネガー、ヘーゼルナッツオイルで和えています(12€)。
Jura105モリーユ茸、フランス最高とされるブレス産若鶏を使ったコック・オー・ヴァン・“ジョーヌ”(24€)。
Jura106お代わりもあります。
Jura107 地元のハム・ソーセージなどをコンテチーズで焼いたもの。
Jura108最後は長期熟成のコンテチーズで締めます。


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2009-06-11

印象派の道、ノルマンディ地方へ④港町オンフルールの一つ星レストラン サカナ(Sa. Qua. Na.)

Normandie63 2006年にミシュラン一つ星を獲得した、オンフルールのレストラン「サ・カ・ナ(Sa. Qua.Na.)」。シェフのアレクサンドル・ブルダさんは、魚料理が得意ということと、日本で働いた経験(ミッシェル・ブラスでパティシエをしていた縁から、ミッシェル・ブラスに声をかけられ、北海道のミッシェル・ブラス・洞爺・ジャポンで、初代シェフをしていました)があるということから、日本語のサカナを店名にしたそうです。そしてSa. Qua. Na.は、サービス(Saveurs)、品質(Qualite)、自然(Nature)を大切にしているというレストランの方針も表しているそうです。
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Normandie66メニューはコースのみで、40ユーロと80ユーロのコースがあります。今回は80ユーロのコースを注文。
Normandie67まずはアミューズから。
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Normandie70トリュフオイルで香り付けされた、かすかに甘いシブレット入りのガレット。
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Normandie73石焼ビビンバの器にスズキのポワレが最初に入っていて、ここにライム、コリアンダー、ココナッツ風味のスープを入れてくれます。タイ料理風でスズキの味もあいまってほっとする味でした。
Normandie74牛肉のタルタルにじゃがいも、パン粉、トリュフが入ったソースがかかっています。
Normandie75辛味の効いた柚子、ウニ、蕪、あわびの入った冷たいパスタ。
Normandie76カルダモン、サヴァイヨンソースがかかったホワイトアスパラ。エストラゴンが乗っています。
Normandie77フォアグラのソテーのヨーグルト、ネギ、にんにく、おしょうゆ、しょうが味のカプチーノ仕立て。
Normandie78右のものは見た目はお漬物みたいですが、いただくとコンソメ味でした。
Normandie147フロマージュの盛り合わせ。
Normandie79グレープフルーツ味のケーキの上に蜂蜜で味付けしたフロマージュ・ブラン、その上にはアンディーブがのっています。
Normandie80上にのっているのは、キャラメルのソルベ(シャーベット)。
Normandie81ワッフル、抹茶がかかっています。
Normandie82全体的に、ビジュアル面では和のテイストが随所に取り入れられていますが、味については和食とフレンチの融合というよりは、タイなどアジアのテイストを織り交ぜたフレンチ、といった印象でした。
Normandie83星付きでなくても、良さそうなレストランが沢山ありました。
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Sa. Qua. Na

22, Place Hamelin
14600 Honfleur
TEL: 02 31 89 40 80

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2009-05-23

アルザスワイン街道の旅⑯自由の女神の作者の生誕地、コルマール(Cormar)でDinner

Alsace101_2観光客がいなさそうなこじんまりしたレストランを探していたところ、
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Alsace102シェ・アンシ(アンシの家)というレストランを見つけました。
Alsace103フランス人らしきお客さんが多そうだったので、入ってみることに。
Alsace104ちなみに外国人観光客向けではなさそうなので、フランス語のみです。
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Alsace107定番のオニオンスープ。
Alsace110リースリングで煮込んだ鶏肉、スパッチェル添え。
Alsace111シュークルート(塩漬け発酵させたキャベツを豚肉や香辛料と煮込み、ソーセージなどを添えたアルザスの伝統料理)

お店の人がココット鍋から取り分けてくれてました。残りは冷めないように一旦下げてくれ、私が食べ終わったときに残りを持ってきてくれました。心配りが嬉しいです。
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Alsace113アンシの家というだけあって、もちろんアンシの食器です。
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Alsace124_2食後は少し散歩して、ホテルに戻ります。
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Alsace202 ニューヨークの自由の女神の作者、彫刻家フレデリク・バルトルディ(Frédéric Bartholdi)はコルマール出身なので、何かバルトルディゆかりのものがないかと思っていましたが、翌朝コルマールを出発して暫く車を走らせると、ロン・ポワン(ラウンド・アバウト)に
Alsace186ありました!
Alsace203 振り返ってパチリ。フレデリク・バルトルディのお母さんがモデルだそうです。

ということは、自由の女神はフランス人だったのですね。

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2009-05-11

アルザスワイン街道の旅⑤リクヴィール(Riquewihr)の夜

Alsace124 夕食はフランス人で賑わっていた、こじんまりとしたレストランで。
Alsace117アルザスらしいチャック柄のテーブルクロス。
Alsace118

Alsace119ワインはピノ・グリを注文。くまのイラストが可愛らしいです。
Alsace120アルザスのワイングラスドイツのワイングラスに似ていますが、アルザスの方がスマートでエレガントです。
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Alsace121おすすめ料理のミュンスターチーズがじゃがいもとベーコンの上にかかっていて、豚の骨付きすね肉ハムが乗っている料理、Jambonneau braise au munster sur lit de pommes de terre et lardons。
Alsace122リースリングで煮込んだ鶏肉、スパッチェル添え(Poulet au riesling avec spaetzles)。
Alsace123カップは、アルザスのコルマール出身の画家、アンシのイラストが入ったもの。
Alsace126夜になるとすっかり観光客も減っています。
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Alsace129明日訪れる予定のヒューゲルのカーヴ。
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Alsace133グルヌイユ(食用カエル)専門のレストランの看板。
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Alsace132川沿いはライトアップされていました。
Alsace134夜のリクヴィールの雰囲気もなかなか素敵です。
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2009-02-25

フランスの生ハムの発祥地!バイヨンヌのレストラン、ル・システラ(Le Chistera)

Hiver7バイヨンヌに到着。バスク地方はスペイン国境に近いフランス南西部、ピレネー山脈に迫る、フランスで最も異国の香りが漂う地方と言われています。バスク地方とは、フランスとスペインにまたがるフランス側3つ、スペイン側4つの地域のことです。

バイヨンヌフレンチバスク最大の街です。
Hiver8漆喰の白壁に赤もしくは緑の窓枠が典型的なバスク建築
Hiver9パリやロンドンにも支店があるアトリエ・ド・ショコラ(Atelier du Chocolat)。花束のようなブーケ・ド・ショコラは可愛らしいです。
Hiver24駅前商店街(?)のようなこの通りにバイヨンヌの有名店が集まっています。
Hiver26奥に少し見えるのが、街のシンボル、サント・マリー大聖堂。
Hiver22ランチで訪れたル・システラ(Le Chistera)。
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Hiver19_2店内にラグビーボール。バスクはラグビーが強いことでも有名です。
Hiver15チャパ(Txapa)というこの地方の食前酒とおつまみのポテトチップ(!)。
Hiver13魚介のスープ。
Hiver12たっぷりのチーズとクルトン!スープにかけていただきます。
Hiver17フレンチバスクを代表する料理「ピペラード(piperade)」。バスクの赤唐辛子「ピマン・デスプレット(Pimant d'Espelette)」をにんにく、玉葱と一緒に炒め、トマトとハーブ、卵を加えて煮込んだ家庭的なお料理です。バイヨンヌでは、生ハムの発祥地だけあって、生ハムが乗っています。

Hiver18卵ではなくチキンが入っているプレ・バスケーズ(Poulet basquaise鶏モモ肉のバスク風トマトソース煮)。バスク地方の料理は、オリーブオイルを使い、ピマン・デスプレットを効かせた味付けが特徴です。
Hiver20ブルビ(Brebis)と呼ばれるバスク地方の羊のチーズ。ブラックチェリーのジャムをたっぷり添えていただきます。イッツアス村産のものが有名です。ナッツを思わせるこくのある味わいがあって、かすかな塩気とブラックチェリーのジャムの甘さが合います。 生産量が少ないので、ほとんどが現地で消費されてしまうそうです。
Hiver21デザートは懐かしい雰囲気のプリン。








ル・システラ(Le Chistera)

42, Port-Neuf
64100 Bayonne
Tel: 05.59.59.25.93


アトリエ・ド・ショコラ(Atelier du Chocolat)
7, Allee de ibeleou
64100 Bayonne
Tel: 05.59.55.00.15

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2009-02-22

ボルドーのソムリエのビストロ!ビストロ・デュ・ソムリエ(Bistro du Sommelier)

Hiver307ボルドーで、是非行きたかったビストロ・デュ・ソムリエ(Bistro du Sommelier)

ソムリエのビストロという名前の通り、ソムリエの方がオーナーのビストロです。

美味しいワインをカジュアルな雰囲気でリーズナブルにいただけると地元でも評判だそうです。

ソムリエだったヴァルヴェルデさんは、常々レストランのワインが高すぎると感じていて、お客様に美味しいワインを良心的な金額で提供したいと思い、このレストランを開店したそうです。

ワインは常時約300種類、15000本以上のワインがあるそうです。特別に注文しているハーフボトル、有名シャトーのセカンドワインも取り揃えているそうです。

カジュアルにワインを楽しんでもらいたいということで、サービススタッフはカジュアルな格好で、フランスのソムリエにしては珍しく、オーナーの方もカジュアルな格好でのサービスです。
Hiver309かなり混雑すると聞いていたので、7時半に入りました。Hiver308
ワインを白と赤のハーフを一本ずつ選びたいとオーナーの方に話したら、これとこれと即答されて、ソムリエの方にお任せしたら間違いないと思い、そちらでお願いしました。
Hiver311白ワインは、シャトー・カルボニュー(Château
Carbonnieux)
シャトー・カルボニュー ブラン(Château Carbonnieux)セカンドワイン
Hiver310_2ラ・クロワ・ド・カルボニュー(La Croix de Carbonnieux)

セカンドワインとは、シャトーの名を冠したラベルのワイン(ファーストワイン)ほどの力量はないけれども,同じシャトー内で栽培されているぶどうから造られるワインのことです。

セカンドであっても優秀な造り手の手に掛かるワインであることに変わりなく、お手頃な価格(一般的に価格は1/3~1/4)でシャトー・ワインを楽しめます。ファーストワインの雰囲気を少し楽しめますので、まずセカンドでどんな感じが飲んでみて、気に入ったらファーストを買うとういうのがいいですね。

最近はブルゴーニュのワインばかり飲んでいたので、良い意味で、ボルドーのワインは美味しさがわかりやすいと思いました。このワインは気に入ったので、是非次回はシャトー・カルボニュー ブラン(ChâteauCarbonnieux)もいただきたいです。
Hiver312赤ワインは、ボルドーの5大シャトーの一つ、シャトー・ラトゥール(Chateau Latour)ポイヤック・デュ・ラトゥール(Pauillac de Latour)

シャトー・ラトゥールの樹齢の若い樹を使って造られるシャトー・ラトゥールのサードワイン。生産量が少ないので、貴重なワインだそうです。これも誰が飲んでも美味しいと感じるワインですね。ソムリエさんに選んでいただいてよかったです。
Hiver313お料理はアラカルトももちろんありますが、基本は前菜とメイン(16€)メインとデザート(16€)です。

ボルドーから近いカキの名産地、ボルドーのほとんどのレストランにあるアルカション(Arcachon)のカキも美味しそうでしたよ。サーモンのマリネ、レモンのシャンティイ添え
Hiver314ニシンのフィレ
Hiver315ボルドー風サーロインステーキ
Hiver316鴨のコンフィ。ワインがメインのお店なので、お料理はシンプルなものが中心でしたが、美味しくいただきました。
Hiver319ワインの注文はオーナーの方が受けます。
Hiver318最後はソーテルヌをグラスでオーダー。

ワインの美味しさはもちろん、お店の雰囲気やきびきびしたサービスも感じが良く、それにお勘定のリーズナブルさにもびっくり。またボルドーに来る機会があれば、是非再訪したいです。




Bistro du Sommelier
163 rue Georges Bonnac
33000 Bordeaux
Tél : 05.56.96.71.78

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2009-02-05

ロワールワインを巡る旅⑤ペイ・ナンテ(Pays Nantais)地区、ナント(Nantes)で夕食

Hiver119ロワール河が大西洋に注ぎ込む河口近くに開けた町、ナント(Nantes)に到着。

グラスガン劇場。16世紀にフランスに併合されるまでは、ブルターニュ公国の中心地でした。ナントはフランスで行われる「一番住みやすい都市」の調査でここ数年ベスト1に選ばれているそうです。
Hiver118建物はナントの文化遺産に指定されているナントの名所の一つ19世紀末創業のブラッスリー、ラ・シガール(La Cigale)。大西洋で捕れた魚介類の盛り合わせが名物です。
Hiver117昨晩カキをいただいたので、今日はフランスの郷土料理をいただきたい気分でお店を探していたら、地元の人たちで混んでいたビストロLe Bouche a Oreilleを見つけました。
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Hiver115リヨンの名物クネル(ふんわりとしたさかなのすり身)料理。
Hiver116カスレ(白いんげん豆、ベーコン、鴨、ソーセージ、
タマネギなどを煮込んだ南西地方の郷土料理)。
写真はないですが、アペルティフ代わりに地元のワイン、ミュスカデラングドックの赤ワインをいただきました。

ほとんどが常連のお客さんでした。お料理もリーズナブルで美味しく、素早く感じの良いサービスにも好感が持てました。メニューもそこそこ充実していましたし、やはり地元の人で賑わっているお店にははずれはないですね。

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2009-02-01

ロワールワインを巡る旅①中央フランス(Vignobles du Centre)地区プイイ・シュル・ロワール(Pouilly sur Loire)

Chambord01今回の冬休みは少しロワール地方のワイン巡りをします。

ご存知の方も多いと思いますが、世界的に有名なロワール河流域とその豪華な城々があるロワール地方は、パリ、コートダジュールに次いで、フランスで3番目に観光客が多く訪れる地方です。またロワール地方「フランスの庭」と呼ばれ、最もフランス的な地方と言われています。

Chambord14王達がロワール地方に宮廷を造ることを選んだ理由は、フランスの中心部にあって、他国の国境から遠く安全性が高かったこと、豊かな稔りをもたらす広大な大地が開けていたこと、そしてロワール河が海まで延びていて、運搬や交通路として活用できる地の利があったからだそうです。
Loire69王室を取り巻く諸公たちもこの周辺にお城を建てていったので、フランスで一番お城が多い地方になったそうです。現在お城は600ほどあり、一般公開されているものは80ほどだそうです。

Loire29ロワール河と一口で言っても全長1020キロメートルもあります。

今回の旅も一日平均360キロほど走っていますが、フランスでのドライブは、観光大国フランスならではの旅行者へのサービス精神と景色そのものの美しさが他のヨーロッパの国と比較しても際立っていて、他国でのドライブと比べて疲れを比較的感じません。

ロワール地方は、こちらに来てトゥール(Tours)の東側の古城巡りを再訪しているのですが、今回訪れるお城はトゥールから西のお城です。

少しロワールワインの説明をします。
ロワール地方では、ローマ人が最初にぶどうを植えたのですが、現在のぶどう畑につながるぶどう畑を作ったのは、15、16世紀のヴァロワ朝の王達です。穏やかな気候と、西は大西洋に面した河口から、東は内陸部まで広域にわたっているため土壌が異なり、ロワールワインの味わいは多彩で魅力的だと言われています。ロワールワインの栽培地区は大きく分けて以下の4つに分かれています。
Loirevinsplan1_copy












①中央フランス(Vignobles du Centre)地

ロワールの上流、フランスの中央部、ブールジュを囲むようにぶどう畑が広がっています。隣はブルゴーニュという一帯です。
土壌のほとんどは石灰質ですが、粘土石灰質、火打石混じりの石灰質も混ざっています。代表的な産地はサンセールで、圧倒的に白ワインの生産が多いですが、赤とロゼも少しだけ造られています。

②トゥーレーヌ(Touraine)地区
トゥールを中心としたロワール流域。
大西洋と大陸性の両方の影響を受けた気候に恵まれて、野菜、果物、花の産地でもあります。

シュナン・ブランの個性があるヴーヴレイシノンブルグイユなどが主な産地です。
土壌は珪土質、粘土石灰質など多岐に渡り、ぶどう畑は日当たりの良い斜面にあるケースが多く、栽培条件に恵まれています。赤、白、ロゼ、クレマン(発泡性ワイン)を生産しています。

③アンジュ、ソーミュール(Anjou - Saumur)地区

ロワール地方中央部。アンジェ市ソーミュール市からなる地域。赤、白、ロゼ、クレマン(発泡性ワイン)を生産。
ソーミュールロゼ・ダンジュコトー・デュ・レイヨンの貴腐ワイン(シュナン・ブランから造られる甘口ワインは砂糖が貴重な時代だった当時の王侯貴族のお気に入りだったそうです)が有名です。

④ペイ・ナンテ(Pays Nantais)地区

ロワールの河口から50キロにあるナント市を中心とする地域。
川の北岸と市の東南地域にぶどう畑が広がっています。
土壌は片岩質、花崗岩質などだが複雑に混ざっています。
日照が良く、秋冬は穏やかで夏は暑く雨が多い大西洋の影響を受ける斜面でミュスカデを栽培しています。

Hiver29プイイ・シュル・ロワール(Pouilly sur Loire)で泊ったホテルで夕食。

プイイ・シュル・ロワールは、Pouilly Fumé(プイイ・フュメ )と同じ指定区域で、シャスラ(Chasselas)シャスラソーヴィニョン・ブラン(Sauvignon Blanc)のブレンドで造られるワインの生産地です。プイイ・シュル・ロワールの生産量はプイイ・フュメの4%にも満たないそうです。

写真手前はチーズ味のガトー・サレ。アペリティフは、定番のアリゴテではなく、土地柄プイイ・フュメを使ったキール。

Hiver30ロワール地方の中央フランス地区の代表的な2本、プイィ・フュメサンセールを注文しました。

樹齢40年以上の古木の秀作の年にしか造られないドゥ・ラドゥセット プイィ・フュメ バロン・ドゥ・エル(de Ladoucette Pouilly Fume Balon de L)で有名な、ロワール地方最大の造り手と言われるラドゥセット男爵ドゥ・ラドゥセット プイィ・フュメ”ドゥ・ラドゥセット”(de Lacoucette Pouilly Fume de Ladoucette)(2006)。ミネラルが豊かで、フルーティーなのに厚みのある、エレガントな味わいでした。

ちなみにLes meilleurs vins de France 2009(旧ル・クラスマン)では、アンリ・ジャイエにワイン作りを学んだこともある昨年飛行機事故でなくなったロワールの鬼才ダグノーさんのがプイィ・フュメで三ツ星をとっています。

プイィ・フュメ・シレックス(火打ち石)が代表的なワインです。
Hiver31プイィ・フュメの対岸に位置するプイィ・フュメと同じくソーヴィニョン・ブランから造られるサンセールコント・ラフォン・サンセール・ラドゥセット家・シャトー・デュ・ノゼ(Sancerre Comte Lafond de Ladoucette Au Chateau du Nozet)(2006)
(このコント・ラフォンは、ムルソーのコント・ラフォンComtes Lafonとは関係ありません。スペルも違います)。

ソーヴィニョン・ブランを使ったロワールワインを飲むのは久しぶりでした。美味しいのですが、同じ金額を出すのであれば、個人的にはシャルドネの方が好みだと再認識しました。

Hiver32ブルターニュのキブロン産のNO.2のオイスター。
Hiver33シャロレー牛のステーキ。
Hiver34舌平目のムニエルは、プイィ・フュメに合いました。
Hiver35ムニエルの付け合せ。中華風?と期待(!)してしまいましたが、しっかりフレンチでした。お腹がいっぱいになったので、フロマージュ、デザートは遠慮しました。



☆今日の動画☆


ロワール渓谷は世界遺産に登録されています。
今回は1月ということで、美しいぶどう畑の写真はないので、こちらでお楽しみください。
ぶどう畑は4番目に出てきます。もちろんロワールのお城の映像も綺麗です。

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