世界遺産

2009-10-09

フランシュ・コンテの週末⑦世界遺産・アルク・エ・スナンの王立製塩所へ

Jura173フランスで最も美しい村、ボーム・レ・メシュー(Baume les Messieurs)から
Jura174コンテチーズの牛。
Jura175懐かしい景色(?)が。
Jura176アルボアを越えます。
Jura177アルボアの教会にも別れを告げて、
Jura178アルク・エ・スナン(Arc-et-Senans)の世界遺産・王立製塩所へ。
Jura180 アルク・エ・スナン王立製塩所は、18世紀後半に、現代建築の先駆者といわれるクロード・ニコラ・ルドゥーが設計・建設し、未完に終わった工業都市です。

アルク・エ・スナンにある旧王立製塩所は、1982年に、「アル・ケ・スナンの王立製塩所」として世界遺産に登録されていましたが、2009年6月、サラン・レ・バン(Salins-les-Bains)の製塩所を加えて、「サラン・レ・バンの大製塩所からアルク・エ・スナンの王立製塩所へ」として拡大登録されました。

当時、塩は、肉や魚などを貯蔵するための必需品で、そのため、税金は塩の消費量に応じて徴収されていました。
Jura181フランシュ・コンテ地方は、岩塩の埋蔵に富んでおり、サラン・レ・バン(Salins-les-Bains)周辺では、近くの森から集めた薪を燃料に、井戸から汲んだ塩分の多い水を蒸発させて塩を製造していたそうです。

森林資源の豊富なショーの森 (Forêt de Chaux) に近い平坦地で、ドール運河(Dole)やライン川の利用にも便利であったこと、塩の需要が大きいスイスを販売先に見込めたことが、この町に製塩所を創設した理由だそうです。
Jura191
Jura182時間もないので、格子から中を覗いてみます。
Jura183
Jura185当時、塩は王家の重要な財源となっており、貴重な塩を扱うため、製塩所は高い塀で囲まれ、出入りは厳しく制限されていました。
Jura184円形都市の半分は完成しました。ルドゥーは残りの半分に学校や病院を建築する計画でした。しかし、製塩所が完成して10年後にフランス革命が勃発し、ルドゥーは投獄されてしまいます。円形の理想の都市を作るというルドゥ-の志は半ばで終わり、半円の形をした製塩所が残されたそうです。
Jura186

Jura187
Jura188もう数十キロ行けば、ギュスターヴ・クールベの生誕地オルナン(Ornans)なのですが、更にベルギーから離れてしまうので、次回の楽しみにすることにして、ブリュッセルに戻ります。
Jura192シトー会の修道院
Jura193サン・ジャン・ド・ローヌ(Saint Jean de Losne)。ソーン川とブルゴーニュ運河、ドイツに続くローン運河の合流地点のため、フランス内陸地にはめずらしく本格的なハーバーがあるそうです。またフランス大手のヨットブローカーのH2Oの拠点であるため、港にはたくさんの売り出し中のヨットが所狭しと並んでいるそうですよ。
Jura194オーソンヌ(Auxonne)
1475年に設立されたフランス最古のガラスメーカー、ラ・ロシェール(La Rochere)の故郷。ラ・ロシェールのテーブルウエアは、フランスはもちろんヨーロッパ各地のカフェ・レストランでも見かけます。

ラ・ロシェールのサイト(日本語)

ラ・ロシェールのサイト(英語・仏語)
Jura197家具工場があるのでしょうか?
Jura198コントレックスの故郷の村コントレクセヴィル(Contrexeville)と同じくミネラルウォーターで有名な村、ヴィッテル(Vittel)。二つの村は車で数分の距離だそうです。
Jura199ヌフシャトー(Neufchateau)
Jura203ロレーヌ地方ティオンヴィル(Thinoville)のカテドラル。
Jura205紅葉のブリュッセル
Jura206に戻ってきました。







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2009-08-23

ヨーロッパで最も華麗かつ豪華なロココ様式の教会、世界遺産ヴィース教会へ

Ete196ロマンティック街道を外れて、
Ete197ドイツらしい田舎道を走ります。楽しそうでいいですね。
Ete198ヴィース教会の看板が出てきました。
Ete199見えてきました。
Ete200鞭打たれる救い主(キリスト)への巡礼教会としてヴィース(ドイツ語で牧草地、草原の意)に建てられたヴィース教会

この教会は、1730年、マグヌス・シュトラウプ神父とルカス・シュバイガー修道士が、ある修道院のために鞭打たれるキリストの木像を寄木細工で作りました。

ところが真に迫る悲惨さが信者達の不興を買って、像は修道院の屋根裏部屋に長い間放置されることになりました。

それをある一人の農婦が譲り受け、日々熱心に祈りを捧げていたら、1738年のある日、突然キリストが涙を流したそうです。奇跡の噂は広まり、そのキリスト像を一目見ようと集まる人々のための小さな礼拝堂が始まりだそうです。この像を祈って、病気が治ったという奇跡が加わり、ヨーロッパ各地から巡礼者が続々と押し寄せてきたため、現在のような大きな教会を建てることになったそうです。
Ete201駐車場に車を停めて、
Ete257教会に向かいます。年間100万人の観光客が訪れるそうです。
Ete256外観は牧草地に建つ何の変哲もない教会ですが、
Ete204ロココ様式の内部の装飾はヨーロッパ随一と言われており、豊かな色彩の華麗な装飾に圧倒されます。
Ete255設計はドイツ・ロココの完成者として名高いドミニクス・ツィンマーマン、天井画はミュンヘンの宮廷画家だったヨハン・バプティスト・ツィンマーマンの作品です。ツィンマーマン兄弟は、多くの教会建築を手がけた経験をヴィース教会にすべて注いだそうです。

特に弟のドミニクス・ツィンマーマンは、この教会には特別な愛情と情熱を傾け、教会落成の時に、喜びのあまり「ここに幸福が宿り、ここに魂は安らぐ」と言い、ヴィースを離れることを一生望まず、教会のすぐ脇に自宅を建て、亡くなるまでこの教会を見守り続けたそうです。
Ete224主祭壇を囲む柱は、
Ete229赤い柱が自ら犠牲になったキリストの血を、青は天の恵みを意味しているそうです。一見大理石に見える柱は、漆喰に彩色をほどこした人工の建築資材が用いられています。
Ete218訪れる前はロココ様式の教会で落ち着いた気持ちになれるのだろうか、と疑問でしたが、過度な派手さが抑えられ、落ち着いた優雅さが好もしく感じられる教会でした。
Ete217ドミニクス・ツィンマーマン設計の説教壇。
Ete219説教壇下部のヴィース教会で最も美しいと言われる天使。
Ete221イルカに乗っています。イルカはキリストを表しているそうです。
Ete230
Ete205装飾。
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Ete254
Ete251

Ete252

Ete231
Ete213
Ete206
Ete225主祭壇上部のキリストの象徴、神の子羊。7つの封印の付いた書の上に乗っています。
Ete227主祭壇画。キリストがマリアの膝に抱かれ、キリストの顔をヨセフに向けています。

金色のペリカン像は、血を流し尽くしたイエスの献身を象徴しています。エサが無くなって我が子の命を救うため、自分の血を飲ませたという話に由来するそうです。
Ete226主祭壇のフレスコ画。
Ete233 主祭壇下部にある、ヴィース教会が建てられるきっかけとなった、柱につながれた鞭打たれる救い主像。
Ete236
Ete238 反対側から見える、左目の下の小さな白い染みが、涙の跡だそうです。
Ete239 「天から降ってきた宝石」とも讃えられている宮廷画家だったヨハン・バプティスト・ツィンマーマンが描いた彼の最高傑作と言われるフレスコ画、“キリストの降臨”

緩やかなドーム状に見える天井ですが、目の錯覚を利用した絵画技法で、実際はほぼ平面の天井に描いてあるそうです。
Ete203虹の上に座っているのが復活したキリスト。右手は十字架を、左手は自らの心臓を指さしています。雲の上には、天国の鍵を持つ聖ペテロ、槍を持つ大天使ミカエルも描かれています。
Ete211下部に描かれている最後の審判の王座。
Ete212上部に描かれているのは、天国の扉。門の上の輪は、永久への門にある永久を表す蛇。
Ete223天国の門の下には、豪華なパイプオルガンがあります。見た目も美しいですが、音の美しさでも有名です。
Ete244パイプオルガンの中央にもペリカンがあります。
Ete243マグラダのマリアがシモンの家でイエスの足に香油を塗る場面。
Ete208ヨーロッパ4大教父の一人、ヒエロニムスの像。
Ete220グレゴリウス1世像。アンブロジウス像、アウグスティヌス像もありました。
Ete228小祭壇。
Ete242_3ペトロがイエスを否認する場面。
Ete214大修道院長席。
Ete215ヴィース教会は巡礼教会という役割だけでなく、修道院長らの夏の居住地でもあったそうです。
Ete216
Ete222

Ete258ヴィース教会の感動覚めやらぬまま、近くにあるもう一つのロココの教会に向かいます。






☆今日のワイン☆

以前訪れたモレ・サン・ドニ村で買ったワイン、リニエ・ミシュロのモレ・サン・ドニ・プルミエ・クリュ・レ・シュヌヴリ〔2000〕を頂きました。

フランボワーズや、特に湿った土の香りが印象的でした。開くまで時間がかかりましたが、熟成によりタンニンが柔らかく穏やかなワインでした。落ち着いた味わいが非常に良かったです。

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2009-02-21

世界遺産・月の港、ボルドーのランタンダン(L'INTENDANT)・カディオ・バディ(Cadiot-Badie)

Hiver288_2もうすぐボルドーです。
Hiver289ボルドーに到着。大きな街なので、かなり混雑しています。
Hiver290ボルドー月の港・ボルドーとして、2007年に世界遺産に登録されました。

月の港
とは、かつての栄華の跡(主にイギリスへのワイン貿易で経済発展を遂げ、18世紀に著名な建築家達にによって大規模に改造されました)を残す美しい建築が立ち並ぶ歴史地区のことで、市の中央を流れるガロンヌ川にそって町が三日月形に婉曲していることに由来するそうです。
Hiver291_2ワインショップに向かいます。
Hiver292ランタンダン(L'INTENDANT)。間口は狭いですが、
Hiver293中に入ると吹き抜けの螺旋階段があり、その周りの棚にワインが並んでいます。
Hiver294200の銘柄にヴィンテージワインを加えると500種類のワインを揃えているそうです。
Hiver296
Hiver295
Hiver297階段の最後は行き止まりになっていました。
Hiver298Chateau Mouton Rothschild 1981(310ユーロ)
Hiver299Chateau Mouton Rothschild 2004 (220ユーロ)。

日本への発送も可能だそうです。ハーフワインも比較的扱っていて、気になったものを何本か買いました。螺旋階段の珍しさで観光客が多いからでしょうか、店員さんの応対は残念ながら感心出来るものではなかったです。
Hiver300 ランタンダンと同じ通りにある地元御用達の1826年創業のカディオ・バディ(Cadiot-Badie)
Hiver301
Hiver302
Hiver303
Hiver305
Hiver304写真はありませんが、トリュフ・ド・ボルドーという、ボルドーの蒸留酒に漬け込んだレーズンをガナシュで包み込んだものも有名だそうです。
Hiver306ホテルに向かいます。









ランタンダン(L'INTENDANT)
2, Allees de Tourny
33000 Bordeaux
Tel: 05 56 48 01 29

カディオ・バディ(Cadiot-Badie)
26, Allees de Tourny
33000 Bordeaux
Tel: 05 56 44 24 22

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2009-01-31

孤高で壮麗なゴシックの大聖堂、世界遺産ブールジュ大聖堂

Hiver1 冬休みにフランスとスペインを車で回りました。
Hiver2以前ライトアップされた壮麗な姿を雑誌で見て以来、ずっと訪れたかったブールジュのサン・テティエンヌ(Cathedrale Saint-Etienne)大聖堂を目指します。
Photoフランスのほぼ中央に位置するブールジュ(地図:フランス政府観光局)は、かつて
Lestresrichesheuresduducdeberry「ベリー公のいとも美しき時祷書(Les Tres Riches Heures du Duc de Berry)」のベリー公国の中心都市として芸術と文化の栄えた美しい町です 。

紀元前10世紀にはケルト族の祖先が住んでいたこの地は、紀元前52年に攻め入っててきたシーザーをして「ガリア(古代ローマ時代の現在のフランスの一帯)で一番美しい」と言わしめたそうです。
Hiver3ブールジュの町に入ります。
Hiver4大聖堂が見えてきました。大聖堂がより美しく見える夕暮れ時。大聖堂は、12世紀末に当時最新のゴシック様式を大胆に導入して建築されたたものです。
Hiver5まずこのバベルの塔のような北塔の迫力に圧倒されました。
Hiver7北塔は1506年に崩れて再建されたそうです。
かつて四旬節(復活祭の46日前)には断食の定めがあったそうですが、司教はその期間中でもバターを食べられる権利を人々に売って、再建費用を捻出したそうです。そのためこの北塔は「バター塔」の異名を持っているそうです。
Hiver6ブールジュ大聖堂の外観の一つの特徴、細く、急傾斜のフライング・バットレス

このスタイルのフライング・バットレスはゴシック末期になるまでは傍流だったそうですが、当時主流だったシャルトル大聖堂のものよりも技術的に優れているそうです。
Hiver10シャルトル大聖堂とほぼ同時期の建築だそうですが、 五連の扉口からなる広大な西正面の構成など、シャルトル、ストラスブールなど他のゴシックの大聖堂とはまったく違うユニークさを感じました。
扉口の彫像郡は、「天国への門」としての教会の究極の表現とも評されているそうです。
Hiver20ブールジュ大聖堂前の広場は非常に狭く、全体の写真が撮れません。
Hiver25内陣の外観は、特に目立つほどの装飾的要素はなく、いたってシンプルです。
Hiver26
Hiver9_2扉口は修復が終わり真新しいクリーム色をしているので、ライトアップされるとメタリックで格好良い印象を受けました。
Hiver12向かって左の扉口。
Hiver18ファサードの彫刻がライトアップに浮かび上がります。
Hiver14_2向かって右側の扉口。
Hiver24中央扉口のタンパン。
Hiver15中央扉口右の聖人像下部の柱とアーチ。
Hiver16中央扉口右の聖人像。1562年にはブールジュがプロテスタントの手に落ちたため、大聖堂の彫刻がかなり傷つけられたそうです。
Hiver17ゴシックの傑作「最後の審判」のタンパンは、13世紀そのままのほぼ完全な姿だそうです。
Hiver22地獄に堕ちる者達
Hiver27ブールジュ大聖堂は、最も美しいもののひとつと言われているクリプト(地下祭室)、シャルトル大聖堂に比肩する内陣の13世紀の美しいステンドグラス、二重側廊に段差が三層式のピラミッド構造(聖堂の外側から内側へ三段階に高くなる天井)、など堂内も大変見ごたえがあるそうなので、是非また訪れたいです。

個人的には、外観に関しては今まで見たゴシックの大聖堂の中で一番美しく、ずっと眺めていたいものでした。

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2008-12-23

カール大帝の大聖堂・世界遺産アーヘン大聖堂

Noel121_2ファルケンブルグから車で20分のアーヘンに到着。
Noel169今回の目的は前回訪れなかったアーヘン大聖堂(世界遺産)と、ライブクーヘン(細かく刻んだジャガイモを揚げたもの)前回訪れた際に食べたときの美味しさが忘れられなくて)をいただくことです。
Noel124_2アーヘンのクリスマスマーケット。後ろに見えるのはゴシック様式の市庁舎です。
Noel130早速マーケットの中に突入します。
Noel123Currywurst(カリーヴルスト、カレーソーセージのことです)売り場。
Noel125ライブクーヘン売り場を発見!
Noel126少し待つと、揚げたてのライブクーヘンが運ばれてきました(右)。

Noel127熱々のライブクーヘンに、りんごのソースをつけていただきます。美味しい!
Noel128_2ホットドック。ブリュッセルのクリスマスマーケットのホットドックとは、ソーセージの大きさも美味しさもレベルが違いますね。さすが本場!
Noel129 フリット。ドミグラスソース風味のケチャップが良く合います。
Noel122ゴシック様式の市庁舎
Noel132アミアン大聖堂のタンパンのキリストに似ています。
Noel131市庁舎のテラスから。
Noel133お腹も落ち着いたので、アーヘン大聖堂に向かいます。
Noel134以前のブログで書いたアーヘナープリンテン(Aachener Printen)の老舗の「Nobis」。
Noel165八角形のドーム礼拝堂が特徴的な世界遺産のアーヘン大聖堂

この大聖堂は、カール大帝が建てた八角形の宮廷礼拝堂に、ゴシック様式の聖堂を併設したものです。大聖堂は768年から基礎工事が始まり、798年に丸屋根を持つ八角形の大聖堂が建てられ、805年に落成したそうです。

礼拝堂のまわりのゴシック様式の聖堂は中世(1414年)に建てられたもので、全体としてロマネスク様式とゴシック様式双方の特長を併せ持つ美しい教会となっています。
Noel135大聖堂は、「皇帝の大聖堂」(Kaiserdom)と言われ、北部ヨーロッパでは最古のものだそうです。

8世紀末にフランク王国のカール大帝(西欧に安定をもたらしたこと、古代ローマ、キリスト教、ゲルマン文化の融合を実現したことなどの功績から、ドイツ・フランス両国から偉大な王として評価されています。フランス語だとシャルルマーニュですね)は、国土の中心に位置するアーヘンに宮殿を置き、宮殿の礼拝堂としてアーヘン大聖堂を建設しました。

Noel13610世紀中頃に大帝の玉座が作られ、以降約6百年間、30人もの歴代の神聖ローマ皇帝の戴冠式が行われました。ちなみにカール大帝は、この大聖堂に埋葬されています。
Noel139カロリング朝ルネサンス(カール大帝が計画した教会・典礼・宗教芸術を通しての古代の学芸復興および古代ローマの再興)様式の白眉と言われる宮廷礼拝堂
Noel140 この柱は、786年にイタリアのローマとラヴェンナから来たと言われています。他の教会と違うのは、これらの柱が主に装飾のために用いられているということです。

1794年にナポレオンの軍隊がアーヘンに来て、柱をパリのルーブル美術館へ持ち去りました。しかし19世紀の中頃にプロイセン政府がアーヘンを奪還したため、プロイセン政府は、柱の返還をフランスに要求し、フランスは全16本のうちの10本を返還します。

パリから持ち帰る際に2本が壊れたため、現在大聖堂で見られる当時の柱は8本で、その他の柱は19世紀に取り付けられたものだそうです。
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Noel143ロマネスク様式、モザイク装飾の八角形の天井ドーム。中心部は32メートルもの高さがあります。
Noel149ガラスの礼拝堂と呼ばれる美しい礼拝堂。15世紀にステンドグラスとゴシック様式の内陣が完成しました。パリのサント・シャペルを参考としたそうです。
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Noel147天井から下がるマリア像。
Noel155違う角度から。
ステンドグラスは高さ25m、世界で一番高い中世のステンドグラスだそうです。総面積は1,000万㎡もあるそうです。

前方のステンドグラスは、第二次世界大戦時の爆撃により破壊されてしまったため1951年に修復されたものだそうですが、後方のステンドグラスは昔のままの姿で残っています。荘厳さのなかに華やかさのあるステンドグラス、美しさにしばし言葉を失いました。
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Noel148祭壇には金板にキリストの受難が描かれています。内陣にある装飾物は、すべて11世紀から伝わる金箔が使用されているそうです。
Noel153全ての壁や回廊にも柄が描かれています。
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Noel157小礼拝堂へ。
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Noel158小礼拝堂のステンドグラスも素晴らしいです。
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Noel137_2フランク王国の繁栄ぶりを身をもって感じました。
Noel167 アーヘンの町並み。
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Noel168マリオネットの銅像。触って色々と形を変えることができるので、子供たちに人気です。
Noel170プリンテンの風船で出来た飾り。
Noel176前回も来たグリューワイン(ホットワイン)のスタンドへ。
Noel171
Noel174皆楽しそうに飲んでいます。真っ赤なお顔のおじさんは、
Noel175 トナカイになって、はい、チーズ!
Noel173グリューワインは、ワインそのものもさることながら、毎年変わるカップのデザインも楽しみのひとつです。今年のデザインはこんな感じでした。
Noel172
Noel177 お腹いっぱいだったのですが、別のライブクーヘンのスタンドを発見。思わずまた購入してしまいました。最初に食べたスタンドの方が、脂っぽさが少なく美味しかったです。
Noel178 モンシャウのクリスマスマーケットにもあったマッシュルーム炒めのスタンドもありました。もうこれ以上いただけないので、次回訪問時のお楽しみにとっておくことに。



いつも読んで下さっている読者の皆様、ありがとうございます。
良いクリスマス、良いお年をお迎えくださいね。

Joyeux Noël et Bonne Année !

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2008-12-21

ブリュッセルのクリスマス③グランプラスとクリスマスマーケット

Bxl1 グランプラスのイルミネーションクリスマスマーケットに出かけます。ルイーズ通りはかなり混んでいました。
Bxl2_2王宮。グランプラス近くの駐車場は満車、暖かかった(12℃)ので、王宮前に停めて歩いてグランプラスに向かいます。
Dec5モミの木は毎年アルデンヌ地方から切り出されたもの。
Dec6Bxl3_2市庁舎全体が美しい舞台背景となり、音と光のショーが毎年開催されます。
Bxl9_2
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Bxl7_2
Bxl13_2グランプラスの街灯もブルーに。
Bxl15_2
Bxl4_2人だかり、
Bxl5_2グランプラスのクレッシュ(イエス・キリストが誕生した場面を再現したもの)。
Bxl6_2毎年本物の羊がいます。お水を飲んでいます。
Bxl14_2暖かかったので、沢山の人がカフェでビールを飲みながら鑑賞していました。
Bxl16_2世界遺産グランプラスのクリスマス・イルミネーションは荘厳な雰囲気です。
Bxl17_2ブリュッセルの中心部では、証券取引所(写真)とサント・カトリーヌ広場周辺にクリスマスマーケットがたちます。
Bxl33_2証券取引所周辺のクリスマスマーケット
Bxl20_2
Bxl19_2ベルギーらしく、ショコラショー(ホットチョコレート)も。
Bxl21_2一番人気は、ドイツのソーセージのスタンドでした。
Bxl22
Bxl23道路を渡って、サント・カトリーヌ広場のクリスマスマーケットへ。
Bxl24 ブリュッセルのクリスマスのテーマ、Plaisirs d'Hivers(冬の楽しみ)
Bxl26ブリュッセル
の小さな中華街を通ります。
Bxl27サント・カトリーヌ広場。
Bxl28_2
Bxl29_2カキのスタンド。
Bxl30証券取引所周辺のクリスマスマーケットに戻ったときに見つけたのが、いかにもベルギーらしいクリークショー(暖かいチェリービール)。
Bxl31
Bxl32ティママン(Timmermans)
クリーク(チェリービール)

個人的には、日本でも有名なベルビュー・クリークよりも、ティママン(Timmermans)クリークの方がチェリー風味が強いと思います。
ヴァンショー(ホットワイン)にチェリー風味が加わったような味でしたが、後味にはちゃんとビールの苦味が感じられました。
Bxl34グランプラスの一本外側の通りからチラッとみえた市庁舎に別れを告げて、
Bxl35家に戻ります。










<今日の動画>

今年のブリュッセルのクリスマスの模様のビデオ(英語)




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2008-12-17

ストラスブールのクリスマスマーケットと世界遺産・ストラスブール大聖堂

Strasbourg1ブリュッセルからストラスブール(片道約5時間)に向かいます。途中このような状況で少し心配になりましたが、
Strasbourg2途中からはお天気も回復し、無事アルザス地方に入ることができました。
Strasbourg3ストラスブールの看板が見えてきました。
Strasbourg4ストラスブールは、17世紀以降、フランスとドイツとの間で激しい争奪戦に巻き込まれ、5回国籍がかわりました。憎しみあった両国の歴史への反省から、戦後、 ヨーロッパ統合の象徴としてEU議会の本部が置かれています。
Strasbourg5大聖堂が見えてきました。
Strasbourg6ストラスブールのクリスマスマーケットは有名で、近隣諸国やフランス全土から観光客が訪れます。駐車場もどこもいっぱいだったのですが、ちょうど車が出たばかりのスペースを発見!車を止め町の中心に向かいます。
Strasbourg7昨年ストラスブールを訪れた時ストラスブール大聖堂をじっくり見学する時間がなかったので、今回は大聖堂をじっくり鑑賞するのが目的です。
Strasbourg8いつか行きたいと思っているレストランZuem Strissel
Strasbourg9
Strasbourg79夜はこんな感じに。
Strasbourg10
Strasbourg11段々と賑わってきました。
Strasbourg12
Strasbourg13
Strasbourg72ストラスブール大聖堂(世界遺産)は、12世紀後半から260年かけて建設されたゴシック様式の傑作です。現在の建物は全長が110m、身廊部分の天上高は32mという規模を誇っています。
Strasbourg71クリスマスマーケットがあるので、この時期は全体の写真が撮れません。
Strasbourg15色々な角度から。
Strasbourg33
Strasbourg14
Strasbourg20西側正面の壁は“石のレース”と絶賛される繊細華麗な彫刻にびっしりと覆われています。
Strasbourg34サグラダ・ファミリアを思い出しました。
Strasbourg21
Strasbourg22
Strasbourg18大聖堂の見所の一つ西正面の右扉口にある4体の彫刻。端の“誘惑”を象徴する若い男性と3人の“愚かな乙女達”。

“誘惑”だけレプリカで本物は大聖堂に隣接している大聖堂付属美術館にあるそうです。美術館で見ると、背中にはカエルやヘビが沢山張り付いていて、うわべだけ愛想がいい男性の言葉につられてはダメですよ、という教訓だそうです。
Strasbourg19右側には、“イエスと3人の賢き乙女達”の彫刻があります。
Strasbourg27南扉口の彫刻。右と左に対立した彫刻があります。
右側には折れた矢を持ち目隠しをしたシナゴーグ。

Strasbourg28ユダヤ教を象徴するシナゴーグは、間違った信仰という目隠しをされ、左手に辛うじて律法板を持ち、右手に折れた槍を抱えています。

今も古来の律法を捨てきれず煩悶するユダヤ教会の象徴だそう。左側のエクレシア(キリスト教の象徴)から、顔を背けているようです。そして反対側には、
Strasbourg29勝利の十字架と聖杯を持つエクレシア(キリスト教の象徴)があります

キリストの贖罪によって真の信仰を知り、勝利を確信してシナゴーグをにらみつけています。二つの彫刻で新旧二つの教会の対立を表しているそうです。

両方ともうっとりするような上品で美しい彫刻ですが、これはレプリカで、本物は隣接する大聖堂付属美術館にあるそうです。
Strasbourg35中に入ってみると、クリスマス時期だからだと思いますがパリのノートルダム大聖堂のような込みようでした。
Strasbourg37高い身廊の両側には17世紀のタピストリーがかかっています。
Strasbourg59ほのかに残った彩色が美しい天井。
Strasbourg3913~14世紀に作られたステンドグラスが神々しく輝いています。
ストラスブール大聖堂のステンドグラスはシャルトル大聖堂
同じようにオリジナルのステンドグラスが残っていることで有名です。

一番感動したのになぜか写真を撮り忘れましたが、黄金色の輝きが美しいバラ窓がありました。
Strasbourg61ステンドガラスが部分的に木の板になっているステンドグラスもあります。

パリの修理工房に送っているのですが、修理代が払えず5年以上もこのままのステンドグラスがあるそうです。
Strasbourg43
Strasbourg44
Strasbourg45
Strasbourg4612世紀に建設された内陣はロマネスク様式。
金色に彩色された美しい壁画。
Strasbourg4813世紀ゴシックの傑作“天使の柱”。最後の審判がモチーフで、一番上にキリスト、中段は天使、下段は4人の福音書記者の彫刻です。
Strasbourg50天使の羽がハートの形をしていて可愛らしいです。
Strasbourg51その奥には天文時計があります。

当時の芸術家、数学者、技術者、スイスの時計職人、彫刻家などをを総動員して造られたそうです。
Strasbourg54うわさ通り一番人気です。
Strasbourg57
Strasbourg58下には...
Strasbourg62教会を出て、クリスマスマーケットへ。
Strasbourg25


Strasbourg65
Strasbourg69
Strasbourg67ドイツではあまりみかけない、白ワインのヴァン・ショー・ブラン(ホット白ワイン)を。
Strasbourg68色々な種類のものがあります。私のお気に入りは左の揚げブレッツェル。
Strasbourg75大聖堂の近くにある老舗のお菓子屋さんクリスティアン(Christian)。

残念ながらお気に入りのクグロフ・サレは売り切れていました。
名残り惜しい気持ちでストラスブール大聖堂に別れを告げて、今日の宿泊地オベルネ(Obernai)に向かいます。


<関連記事>

クリスマスツリー発祥の地!ストラスブールに行きました

ストラスブールのスイーツ!クリスティアンとティエリー・ミュロップ

ストラスブールのレストラン、ラ・メゾン・カメルツェル

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2008-08-05

【シャルトルのプロジェクトマッピング】夏の夜にステンドグラスになる世界遺産・シャルトル大聖堂

Chartre35 シャルトル(Chartre)に行きました。

朝靄の中のフランスが誇るゴシック建築の最高峰(「シャルトルを見ずして、ゴシックを語ることなかれ」と言われています)シャルトル大聖堂(世界遺産)。大聖堂は東西南北を正確に向いた十字架の形をしており、方角によって時間の秩序を表しています。威厳と静けさを感じます。

Chartre04_2聖堂の西側の正面。今から800年ほど前、この大聖堂が建てられ始めた頃の一番古い部分だそうです。
完成に百年以上かけるのが当たり前だった時代に、王侯貴族から一般庶民、老いも若きも皆で協力して、この大聖堂を60年ほどで造り上げたそうです。

Chartre011194年の大火で大きく破損し、その後修復されたためロマネスク様式とゴシック様式が混在しています。

Chartre02向かって右のシンプルな尖塔がロマネスク様式。左はフランボワイアン(火炎型)のゴシック様式の鐘楼です。
様式も違えば高さも違うのに不思議と違和感がありません。

12世紀後半から13世紀のゴシック建築全盛期に造られた大聖堂で、建築、彫刻、ステンドグラスがほぼそのまま残っているのはシャルトルだけだそうです。

Chartre23ゴシック建築の特徴であるフライングバットレスとそれに連なる控え壁。
巨大な聖堂を支える工夫です。

シャルトルをしばしば訪れ、大聖堂を「フランスのアクロポリス」と呼んだロダンは、シャルトルの重厚な控え壁を「大聖堂を祈りの姿勢で支える忠実で力強い友人」と評しています。

Chartre21残念ながら修復中でしたが、聖堂正面の扉口は「王の扉口」と呼ばれ、扉口を飾る預言者や聖人達からなる人像柱は、ロマネスク末期の優れた彫刻です。中央に威厳に満ちたキリストが座し、四福音史家をそれぞれ象徴する動物がキリストを囲んでいます。
Chartre22午後の方が日が入って美しいと聞いていましたが、観光客が大変多いと聞いていたので、朝一番に訪れました。シャルトルの天井は高さ37mです。
シャルトルの堂内が暗いのは、12世紀から13世紀のステンドグラスがほとんどだからだそうです。

Chartre19_2内陣を囲む彫刻壁(16世紀)。ステンドグラスに限らず、彫刻にも物語が描かれています。シャルトル大聖堂には彫刻が4272体あるそうです。

Chartre18内陣の大理石の聖母被昇天像(18世紀)。

Chartre06身廊の床の聖地エルサレムへの困難な道を象徴する巨大なラビリンス(迷宮)。

黒石と、石灰石の白い石でつくられたものだそうです。かつての信者達はこの円周13m、中心までの約262mの迷路を膝まづいてたどったそうです。

中世の大聖堂にはほとんどあったものだそうですが、ほとんど崩壊してしまい、現在残っているのは、シャルトル、ランス、アミアンの3箇所のみだそうです。

ファサードを身廊側にばたんと倒したら、薔薇窓の中心が迷路の中心にちょうど重なるそうです。

Chartre05シャルトル大聖堂がゴシック建築の最高峰と言われる理由の一つは、質・量ともに優れたステンドグラスです。

総面積2000メートルを越えるステンドグラスが聖堂を飾っています。

この三連のステンドグラスは大聖堂最古のものでキリスト教教義の集約というべきもので、右がキリストの系図を示すエッサイの樹、中央がキリストの生涯、左がキリストの死と復活を表しているそうです。
Chartre09シャルトル大聖堂は第二次世界大戦の戦火を免れました。

当時、町の人々が協力してステンドグラスを取り外し、安全な場所へ違う場所に避難させ、戦後何年もかかって再び元通りに取り付けたそうです。
これだけ高い建物ですから、どれほど大変な作業だったか、想像がつきません。
Chartre08

Chartre10ゴシック様式初期のこの薔薇窓も息を飲む美しさです。
Chartre11日が差すと万華鏡のような美しさです。
Chartre13左のステンドガラスが、12世紀の傑作「美しき絵ガラスの聖母」。
Chartre14キリストを抱く聖母マリアの姿が描かれています。

聖母子を描いた12世紀のガラス3枚を、13世紀のガラスに組み合わせたものだそうです。 確かに12世紀のガラスのほうが透明度が高かったです。

この特に澄んだ青色がシャルトルブルーと呼ばれていて、この青色を出すため、顔料になるコバルトを中東まで買いにいったそうです。この微妙な色合いは現代の技術をもってしても難しいそうです。

13世紀になって建築技術がすすみ、窓が大きくとれるようになると、高価な顔料ではまかないきれず、地元でとれる顔料を使ったそうです。

Chartre15「旧約聖書」の預言者が描かれています。

ステンドグラスは、文字の読めない人が多かった時代に、人々に聖書の物語を伝える役割を持っていました。

Chartre20シャルトル大聖堂の正式名称は、ノートルダム大聖堂、つまり聖母マリアに捧げられた教会です。周歩廊北側の16世紀の「柱の聖母」。多くの人が祈りを捧げていました。

Chartre03シャルトルでは毎年春から9月まで日没後毎日Chartre en Lumieresが開催されます。
Chartre25大聖堂をはじめ町の様々な建物が最先端のレーザー光線テクノロジーで色鮮やかにライトアップされ、光と色の幻想的なモニュメントとなります。
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Chartre27サンテニャン教会(Eglise St-Aignan)。
Chartre30劇場。
Chartre38大聖堂の北扉口は、
Chartre31このようになっていました。
Chartre39素晴らしい技術です。
Chartre32ハイテクと世界遺産の融合。

シャルトル大聖堂自体がステンドグラスになりました。
Chartre33大聖堂に映し出される映像は刻一刻と変化し、見ている私達を飽きさせません。
Chartre34最後は「美しき絵ガラスの聖母」のライトアップでフィナーレです。
Chartre14_3 「美しき絵ガラスの聖母」。

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2008-02-23

シチリアを巡る旅⑬ - 世界遺産・アグリジェントの神殿の谷へ

Sicilia204 紀元前6世紀、ギリシャの植民都市として誕生し、地中海沿岸の中心地として大いに繁栄した町、アグリジェント(Agrigento)

イタリアに残された当時の遺跡で最も保存状態が良いこととロケーションの素晴らしさから、訪れる観光客の後が絶えないそうです。
Sicilia205_2最盛期には30万人もの人口を擁し、後のギリシャ・ローマ時代の都市建設のモデルとして多大な影響を与えたこの町には、今なお20もの神殿が残っており、1997年にユネスコの世界遺産に登録されています。


Sicilia202シチリア有数の規模を誇る神殿の谷や近隣の町から出土した、古代の繁栄を想像するに充分な見ごたえのある展示品がずらりと並ぶ国立考古学博物館
Sicilia203この博物館の最大の見所は、かつてゼウス神殿を支えていた人像柱テラモーネのオリジナル。ゼウス神殿跡に置かれているものはレプリカだそうです。高さは7.7m(うしろで座っている男性と比べると、大きさがイメージできると思います)。今に動き出しそうなすごい迫力です。
Sicilia212_2アグリジェントには、通称 「神殿の谷」とよばれるアグリジェント考古学地域があり、紀元前5世紀頃、この場所に人口30万人の大都市を築いたギリシア人たちの手によって建てられた雄大な神殿の数々があります。

Sicilia213神殿の谷近くの駐車場から。ヘラクレス神殿。アグリジェントの神殿の中でも最も古いもの。紀元前6世紀にドーリア式で建設されたものです。
Sicilia207現在は8本の柱のみが残り、それらは1924年に再建されたもの。現在は地表に転がる石材の山と円柱だけが残っていますが、当時は最も美しい神殿の一つと賞賛されていたそうです。
Sicilia210紀元前460~440年頃にディオスコロイ神に奉献されたものと推測されているコンコルディア神殿

「コンコルディア」とは「和解」「平和」「調和」を象徴するローマの女神を意味する言葉ですが、神殿とは直接関係ないそうです。

今回は修復中で見学出来ませんでしたが、前面6柱、側面13柱のほぼ完全な姿で残っているそうです。更に美しさに磨きをかけているのでしょうね。公開が楽しみです。
Sicilia209ジュノーネ・ラチニア(ヘラ)神殿。紀元前460年頃のもの。家庭と結婚の守り神であるヘラに捧げられた神殿で、婚礼の儀式がとり行われていました。
Sicilia215紀元前406年のカルタゴの侵攻による炎上とその後の地震で全壊し、現在は25本の柱と柱の上の石材が残っているだけです。
Sicilia214例年1月下旬から2月中旬に咲く、この谷の中に多数生えてあるアーモンドの木。淡いピンク色の可憐なアーモンドの花は、桜に似ていています。神殿の谷にはアーモンドの並木があります。
Sicilia216神殿の向こうには地中海が見えます。
Sicilia211西に向かって建造されたアグリジェントの神殿群は、日没直前の陽光を浴びて強烈な輝きを放つそうです。
Sicilia238一路パレルモへ。

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